三菱ジープキャブレター分解

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   中古で買った、J37用のG54Bについてた錆錆のキャブレター、OHすれば、使えるかな~と
思ったけど・・・・部品取り用にします。
ちなみに、このノーマルキャブレターの構造は、SOLEX PHHやWEBER DCOEとかに比べると複雑です。OH作業も全然、WEBERの方が簡単です^^
   このエンジンについてたキャブなので、雨ざらしで外に数年放置されていた物と思われます。
   ばらしていて、なぜこのエンジンが下されたかわかりました^^
   セカンダリーのメインジェットが外れてます^^これだと、かなり調子悪くなっていたと思います。これが原因でエンジン交換したのかな?
   ○の部分が依然のJ58やJ56のキャブに無い部分です。EGRバルブは、排気ガスの再燃焼させるためのバルブで、ダッシュポットは、アクセルオフの時にスロットルバルブをゆっくり閉じるための装置で、取り外しても問題ありません^^
   デプレッションチャンバ!!これは、重要なパーツで負荷が大きくなると、負圧でセカンダリーバルブを開かせる為のアクチェータです。
これが、壊れると加速しません。
   スモールベンチューリーは、刺さっているだけ^^なので、簡単に外れます。
   スロットルバルブは、G54Bも4G52も同じです。プライマリーがΦ30mm、セカンダリーがΦ32mmです。かなり小さいです。今の僕のジープがΦ45mm×4なので、面積比で4倍以上になります。
   プライマリー側のパイロットジェットですが、PHH用と共通です。このジェットだけは、車載で簡単に交換できます。スロー低負荷での若干の燃調は、変更できます。
   パイロットジェットは、PHH用の共通なので、在庫が沢山あります^^
   こんなにあります。
   加速ポンプロッド、この長さでポンプの噴射時間(噴射量)を調整できます。
(錆びてるでしょう~やっぱりOHは無理だな)