三菱ジープ エンジン載せ替え作業

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   ジープのエンジン載せ替え作業は、通常の普通自動車に比べると、きわめて簡単なので紹介します。一人作業で気合を入れれば一日、僕は通常作業の合間に行うので、ダラダラやっても2日で完了します。どれくらい簡単か説明します。
   まず、室内のフロアカバーを外します。ここが外れるのはジープくらいかな?
   フロアカバーを外すと、ミッションが見えます^^見えるので、上からエンジンとミッションを固定してるボルトを緩められます。通常はリフトアップして、下から長いエックステンションで緩めますが、ジープは簡単です。ラチェットでチャチャット緩めます。
   ミッション上部にカバーが付いています。
   ミッション上部のカバーを外すと、クラッチカバーも見えます^^他の車じゃありえない光景
   フェアンダーを外します。フェンダーが片側がM8ボルト8本とM10ボルト2本で固定されているだけなので、簡単に外れます。
   配線関係の撤去して
   フロントグリルを外します。
   どこかで、見た光景です。試験室のエンジンベンチと変わらないくらい、スカスカです^^どこでも手がはいります。
   エンジンクレーンで下ろします。引き抜くだけです。
   新エンジンをクレーンでつって
   室内からドラピンとクラッチのスプラインを合わせ行きます。
   WEBER45装着のスペシャルエンジンに載せ替え
   ここで、重要なのが、このミッションの穴、ドラピンとクラッチプレートのスプラインが見えます!!、なので、センターが直ぐ合います。またここから手も入るので、スプラインがずれている場合は、手で回せます。なので、エンジンとミッションのドッキングは、とても簡単です。一人作業で、ガチャガチャ、カクンって感じで入ります。
   余談ですが、一人作業で以外と困るのは、スタータの装着、で、簡単なジグが活躍します。M10のボルトの頭を切っただけの、ボルトだけど、これで、スターターが仮固定できます。
   バッテリーの+側の太い配線は、スタータモータに直でつながっています。
   スターターを置けます。あとは、室内側から締めるだけ、
   オイル交換のドレンワッシャー14mm用は、BMW用で50個も在庫がある、アルミワッシャーで6kgmで締めます。