2017.8.3
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

マイコン独立大作戦
カラーキャラクタディスプレイインターフェース回路の製作

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
独立大作戦の作戦その1はCRTインターフェースボードの製作です。
作戦その2はキーボードインターフェースです。
作戦その3は、SDカードインターフェースです。
作戦その4は、ROM/RAM/RTCボードです。
作戦その5は、カラーキャラクタディスプレイインターフェース回路です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

[第3回]


●エスケープシーケンスを組込みました

本日も時間がありません。
いま大急ぎでこれを書いています。
前回の終わりのところでエスケープシーケンスについてちょっと書きましたが、本日はさっそくその作業に取り組みました。
エスケープシーケンスとはいっても今回組み込んだのは文字の色表示に関するものだけです。
エスケープシーケンスにはいろいろなバリエーションがあるようですが、文字の色表示については次のものが標準的なもののようです。
ここでESCとはESCコード(16進数の1B)のことです。

ESC[0m 文字の修飾をデフォルトに設定する
ESC[30m 文字色を黒にする
ESC[31m 文字色を赤にする
ESC[32m 文字色を緑にする
ESC[33m 文字色を黄にする
ESC[34m 文字色を青にする
ESC[35m 文字色をマゼンタにする
ESC[36m 文字色をシアンにする
ESC[37m 文字色を白にする
ESC[40m 背景色を黒にする
ESC[41m 背景色を赤にする
ESC[42m 背景色を緑にする
ESC[43m 背景色を黄にする
ESC[44m 背景色を青にする
ESC[45m 背景色をマゼンタにする
ESC[46m 背景色をシアンにする
ESC[47m 背景色を白にする

下はBASICのテストプログラムとその実行結果です。

BASICではESCコードを直接指定することができないので上のテストプログラムのようにCHR$を使います。30〜37、40〜47、0は文字型で指定することもできますし、上のリストのように整数型変数の値として指定することもできます。
ここではZB3BASICでテストしましたが、今回のエスケープシーケンスはZB3BASICに組み込んだのではなくて、画面表示用のシステムルーチンに組み込みましたのでZB3DOS(CP/M互換DOS)でも使用できます(そのはずです)。

今気が付きました。
70行のESC[0mは不要でした。

カラーキャラクタディスプレイインターフェース回路の製作[第3回]
2017.8.3upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る