2017.10.14
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マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第106回]


●VGA/CRT/COLORインターフェースボード

VGA/CRT/COLORインターフェースボードについては[総合第91回]で紹介しました。
そのときはまだ基板が出来てきたばかりのときでしたので、プリント基板のみをお見せしました。
[総合第91回]でも書いていますが、現行のVGA/CRTインターフェースボードにカラーキャラクタディスプレイインターフェースボードを増設するためには、VGA/CRTインターフェースボードに10箇所の配線をハンダ付けしなければなりません。
追加配線すると同時に3箇所パターンカットも必要です。
VGA/CRTインターフェースボードにカラーキャラクタディスプレイインターフェースボードを増設している写真は[総合第90回]にあります。

もともと現行のVGA/CRTインターフェースボードを開発した時点ではカラーキャラクタディスプレイインターフェースなどは全く考えていませんでしたので、それを増設しようとするとかなり困難が伴ってしまいます。
それでもそのようにすることによって現行のVGA/CRTインターフェースボードをカラー化することができますから、挑戦してみるだけの価値はあります。

しかし増設といっても28pinのICソケット1個で2つの基板を結合しているだけなので、かなり不安定です。
基板を少し傾けただけでカラーインターフェース基板がVGA/CRTインターフェース基板から外れてしまいます。
極力移動したりなどはしないようにして、そっと机の上に置いておくという使い方になります。
まあやたら持ち運びするものでもないと思いますからそういう使い方でもよいとは思いますが、できれは増設するのではなくて1枚の基板にまとめたいものです。

そのような思いつきで新たに作ったのがカラーキャラクタディスプレイインターフェース回路を内蔵したVGA/CRTインターフェースボードです。
この基板は追加配線などは不要ですから、ご予算が許すようでしたら、こちらのボードキットを新たにご購入いただくことをお勧めいたします。
しかしカラーキャラクタディスプレイインターフェース機能を追加するためだけに、新たにボードを購入するというのもちょっと面白くない、とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、というわけでもないのですが、このボードにはもうひとつ現行ボードにはない機能を追加してあります。
それについてはまたのちほど説明いたします。

VGA/CRT/COLORインターフェースボードの完成写真です。


テスト中の写真です。

左側がND80Z3.5(試作テスト用基板)です。
中央がVGA/CRT/COLORインターフェースボードです。
その右上側がSDカード/キーボードインターフェースボードです。
右下側はROM/RAM/RTCボードです。

上から写真を撮りました。


テスト中の画面です。


CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第106回]
2017.10.14upload

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