2017.11.7
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マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第121回]



●カーソルマーク

少し前から独立型でのカーソルマークが変わっているのにお気付きでしょうか?
当初の独立化セットではカーソルは点滅表示でした。
ところが新独立化セットでは文字のカラー表示機能とログ機能を組み込んだために、画面表示が遅くなってしまいました。
そのため今までのようにカーソルを点滅させることができなくなってしまいました。
それでカーソルマークとして _ (アンダーバー)を表示させるようにしました。
下は[総合114回]でお見せした画像です。

画面の一番下で>の右に見えるのがカーソルマークです。

ところがこのカーソルマークでは都合が悪いことに気が付きました。
この画面のように普通に使っている分にはよいのですが、スクリーンエディタ機能でカーソルを移動して、すでに表示されている文字部分にもっていくと、その文字がカーソルマークに隠れて見えなくなってしまいます。
たとえば
>12345
と表示されているところにカーソルを持って行って、1のところから4のところまでカーソルを移動してみると
>_2345  →  >1_345  →  >12_45  →  >123_5
のような表示になってしまいます。
これではちょっとまずいので、なんとかしなければと考えていました。

そこで思いつきました。
そうだ。
文字のカラー表示を利用すればよいじゃないか。
下はそのように変更したあとの画面です。
[総合第116回]でお見せした画像です。

なんだ。
アンターバーから四角いマークに変わっただけじゃないか。
確かにこの写真だけではそのように見えますでしょう。

下はそこのところを説明するために本日撮影した写真です。

上の写真と同じで別にどうというところもないカーソルマークに見えますけれど。

カーソルを移動してすでに表示されている文字のところに持っていくとこのように表示されます。

カーソルが%のところに移動しました。
文字や背景に色がついている場合には、その色が反転表示されます。

普通の着色されていない文字のところにカーソルを持って行くと、このように表示されます。

 t のところにカーソルが移動しました。
上の写真のように背景が白で文字が黒く反転して表示されます。
これならカーソルの位置もわかりますし、文字がカーソルに隠れて見えなくなることもありません。
今回の文字のカラー表示機能とキャラジェネパターンの切換え機能の搭載によって、工夫次第で画面表示の幅がうんと広がったと思います。

CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第121回]
2017.11.7upload

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