2017.12.5
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マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第131回]



●MYCPU80用新独立型システムは棚上げ(残念です)

前回はND8080用新独立型システムプログラムがようやく出来上がりました、と書きました。
ND8080とMYCPU80は同じ8080CPUですから、MYCPU80でも動くはず、と書きました。
でもまだテストはしていません、と書いて終りました。

それで、MYCPU80でテストしてみたのですが。
残念ながらうまく動いてくれませんでした。
現行の独立システムはMYCPU80でもちゃんと動いておりますから、多分新独立システムでもいけるだろうと思っていたのですが、ちょっと無理だったようです。
明らかになった問題点は2つです。
1つは新独立システムボードのROM/RAMソケットの位置が遠すぎてそこにROMを置くと誤動作してしまいます。
全部を1枚基板に載せたものではだめだったので、CRTインターフェースボードとROM/RAMボードの構成でかつROM/RAMボードを短いフラットケーブルでできるだけMYCPU80の近くに置いてみたのですが、やはり誤動作してしまいました。
もう1つはカラー表示のためのバンク切換えが速度的にちょっと間に合わないところがあるようで、ときどきカラー表示でミスをします。
ROMをMYCPU80上に置いてテストしたのですが、やはり色表示では誤りが目立ちます。
こんなはずではないのだが、という思いはありますが、ここにこだわっているといつまでたってもお待ちいただいている皆様にお届けすることができません。
ですので残念ではありますが、今回の新マイコン独立化システムはMYCPU80用としてはとりあえずしばらく棚上げということにいたします。
いずれ落ち着きましたらなんとか工夫してみたいと思います。
とりあえずND80ZV(ND80Z3.5)とND8080用としてお届けいたしますので、なにとぞご了承をお願いいたします。

●ND8080用USB接続型システム

そういうことで、気を取り直しまして、残るND8080用のUSB接続システムプログラムの作業にかかりました。
USB接続版についてもいろいろ機能追加をしましたので、そのための作業が必要になりました。
とりあえずはND80Z3.5での作業をしてきましたので、その内容を整理して、そっくり同じことをND8080用についても行なわなければなりません。
これがなかなかに大変な作業なのです。
なにしろ過去半年間にND80Z3.5用として行なってきた作業をノートをもとに整理しながら再確認しつつ作業するという、実に根気の要る作業です。
それもやっとなんとかとりあえずはできたように思います。
やっとROMは書いたのですが、まだテストできません。
テストをするためにはWindows側のプログラムも再構築が必要です。

それはともかくとしまして。
ND8080用のシステムROM作成作業中の画像です。

システムの一部アドレスが変わったこともあってシステムプログラムのほとんどを修正することになってしまいました。
ご覧の通りの大変な作業です。

やっとROMができました。

Windows側のソフトの再構築さえ済めば、ROMのテストができます。
それは明日からの作業です。

あともう一息です。
今しばらくのご猶予をお願いいたします。

CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第131回]
2017.12.5upload

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