2018.1.22
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マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第152回]



●ND80ZVの追加配線は説明書に記載していました

ND80ZVを所有してみえて今回新マイコン独立化セットをご購入いただいたユーザー様からメールをいただきました。
ND80ZVは追加配線が必要ですということを急ぎお知らせしたことへのご返事です。
ND80ZVは追加配線済みでしたから問題なく動作しました、とのご返事でした。
その同じメールで、「そのことはND80ZV取扱説明書11ページに記載があります」と教えていただきました。
え?
書いてありました?
確認してみましたら。
本当に書いてありました。


自分で書いておいてすっかり忘れてしまうなんて、なんとも情けない話です。
実は、ひょっとしたらどこかに書いてあるのでは、と思って手持ちの古い説明書(自分用控え)を引っ張り出してきて確認してはみたのです。
しかし自分用の控えというのは大抵は作成途中の未完成なものが多くて、それには上の修正についての説明は記載されてなかったのです。
CDROMの説明書PDFを確認すればよかったのですが、控えを見て、やっぱり修正については説明しなかったんだ、と思い込んでしまったものですから、PDFを確認することまでは思い付きませんでした。
さてさてこのところの顛末は我ながらお恥ずかしい限りで、もうしっかりと老人病になっております。
いやあ、ほんと、しみじみ歳は取りたくないものであります。
ND80ZVの修正について説明書に記載があることを教えていただきました千葉県のN様に感謝申し上げます。
今後ともご支援ご協力をお願いいたします。

●ZB3DOS(CP/M互換DOS)ではカーソルは表示されません

新マイコン独立化システムのソフトウェア説明書に書いておくべきでしたが、どうも書き忘れてしまったようです。
ホームページに書いておりますようにZB3BASICではカーソルはカラー表示の機能を利用してカーソル位置の文字(及び背景)を反転表示することでカーソル位置を示しています。
この機能はスクリーンエディタでのカーソル表示に付加した機能です。
ZB3DOS(CP/M互換DOS)にはスクリーンエディタの機能はありませんから、それとは別の表示ルーチンをコールしています。
そのためカーソルマークは表示されませんが、それはそういう機能の違いによるものなので、動作異常ではありません。

●ZB3DOS(CP/M互換DOS)は独立型でしか起動できません

新マイコン独立化システムはUSB接続したままで独立型に移行したり、そこからUSB接続型に戻ったりすることができます。
しかしZB3DOS(CP/M互換DOS)を起動する場合には、独立型にしていても、それがUSB接続型から移行している場合には起動途中でハングアップしてしまいます。
新マイコン独立化システムでZB3DOS(CP/M互換DOS)を使う場合には独立型だけのモードにする(ディップスイッチの設定を27C256選択にする、つまり4番と6番をONにする)必要があります。
このことはプログラム説明書に記載してありますが、実は私自身がついそれを忘れてしまい、USB接続型からSA0コマンドで独立型に移行してそこでCPMコマンドを入力して「あれ?CP/Mが起動しない!どこかがおかしい?」などと混乱して配線を調べてみたりすることをもう何回も繰り返してしまっていますので、ここであらためて注意喚起のため書いておくことにしました。
新マイコン独立化システムでZB3DOS(CP/M互換DOS)を起動しようとしてハングアップしてしまった場合には(実はUSB接続型に戻ってしまい、そこでエラーが表示されます)、この記事を思い出してください。
ええ。
私もこの次にハングアップしてしまったときにはこの記事のことを思い出すことにいたします(覚えていればですけれど)。

CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第152回]
2018.1.22upload

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