2017.4.18
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

[総合第52回]


●ND8080用独立システムプログラムのテスト

このところ書いてきましたのはND80Z3.5(ND80ZV)用の独立システムのテストについてでした。
独立化セットはND80Z3.5(ND80ZV)だけではなくて、ND8080でもMYCPU80でも動作するように考えてあります。

ハードウェアとして接続できることは当然のことですが、なにより肝心なのはソフトウェアです。
ここが頭の痛いところで、ND80Z3.5(ND80ZV)のCPUはZ80でND8080は8080です。
同じ80系とはいってもZ80と8080とでは使える命令の数が全然違います。
先にND80Z3.5(ND80ZV)のプログラムを開発して、それをもとにしてND8080用を作るという、逆の流れで作業をしてきましたので、そこがなかなかに大変なところです。
MYCPU80は8080互換ですけれど、ND8080とはハードが異なりますから、そこのところも工夫が必要です。

ということで、とりあえずはND80Z3.5(ND80ZV)についての作業がやっと片付いたところですけれど、続いてND8080用のシステムについて作業をしなければなりません。
実はND8080用についても3月の終わり頃に一旦は作業を終えたのですが、その後にND80Z3.5(ND80ZV)用についてテストを進める過程でいろいろ不備などがみつかって、かなり大幅にプログラムを変更してしまいました。
今度はそれをND8080用にも反映させなければなりません。

本日は朝からずっとその作業にかかっていました。
まだ全部のテストはできていませんが、大体のところは出来たように思いますので、とりあえずの中間報告です。
このあとまだND8080用の独立型ZB3DOS(CP/M互換DOS)についても作業をしなければなりません。
それが済んだら次はMYCPU80用を片付けなければなりません。
どんどん時間が過ぎていきますのでちょっとあせっています。
なんとか連休前にお届けしたいと思っているのですが…。

キーボードもSDカードもプリント基板もそれから必要パーツも全部入荷しています。
あとはソフトと説明書だけ、です。
お待たせして申し訳ありません。
今しばらくのご猶予をお願いいたします。

ND8080用独立システムでINPUT$のテスト中です。

INPUT$のテストについては[第44回]で書きました。
そのときと同じテストですが、入力コードを16進数で表示するようにテストプログラムを変更しました。

SDカードに対してDIRコマンドの実行と、プログラムリストの表示を行なっている画面です。

BASICプログラムのレベルではCPUに関係なく、ND80Z3.5(ND80ZV)でもND8080でもそれからMYCPU80でも同じプログラムが実行できます(実行速度は異なります)。

ND8080でのテスト作業中の写真です。


CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第52回]
2017.4.18upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る