2017.6.2
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マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第81回]


●WinMerge(2)

本日はちょっと時間がありません。
前々回で紹介しましたWinMergeを使ってCOPYの結果を確認している画像を紹介するだけで終ります。

2つのファイルを比較しています。

左がオリジナルでZBASIC2W.LST、右がそのコピーでファイル名はZBASIC2W.LS2にしました。
これはバイナリファイルではありません。
拡張子はLSTになっていますが、中身は普通のテキストファイルです。
何をやっているかといいますと、まず最初にWindowsパソコンのハードディスクにあるオリジナルのZBASIC2W.LSTをSDカードのZディレクトリにコピーしました。
このファイルはサイズが113KBもあるので、COPYコマンドの動作確認に都合が良いと思って選びました。
これがまともにコピーできれば32KBを越えるファイルのコピー動作が正しく行なわれたと考えてもよいと思います。
それで次は独立型のZB3DOSを起動してSDカードのZディレクトリ(Zドライブ)から仮想BドライブにCOPYコマンドでZBASIC2W.LSTをコピーしました。
そしてまたCOPYコマンドで今度はBドライブにコピーしたZBASIC2W.LSTをZドライブにZBASIC2W.LS2という名前でコピーし直しました。
そのようにしてCOPYコマンドで2重にコピーして作ったZBASIC2W.LS2をもとのZBASIC2W.LSTとWinMergeで比較したのが上の画像です。
結果はZBASIC2W.LS2の終わりの部分に余計なゴミがついているだけで、そのほかは完全に一致しました。
ファイルの終わりのゴミはCP/Mでは仕方がないことで、これはエラーではありません。
CP/Mではファイルサイズをバイト単位ではなくて128バイトのレコード単位でセーブするために、128バイトに満たない部分にゴミが入ってしまいます。

そのことだけを別にすれば、とりあえずテキストファイルでのテストではCOPYコマンドに問題がないことが確認できました。

CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第81回]
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