標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第24回]

●回路の説明にとりかかろうと思った矢先に…

ぼちぼち、ゆるゆると、回路の説明などにとりかかろうと思った矢先に、またミスをみつけてしまいました。
せっかく全部チェック完了したばかりの、2枚目の基板です。
ことの次第は、といいますと…。

●なんとか、ICの数を減らせないだろうか

こと、この場に及んで、なんとまあ諦めの悪い。
そう。そうなんです。意外と、諦めが悪い性格なんですよ。
もう、一枚目の基板は、基板屋さんに発注してしまったというのに、最初の最初のおおもとから、回路の設計をひっくり返してやり直そうと考えてしまったのですねぇ。

回路図をご披露して、えらそうに解説などしようと考えたものですから、なんだか心配になってしまいました。

よくもまあ、こんなみっともない回路を作るじゃないの。

なんてバカにされてしまうんじゃないかって…。
こう見えても、結構気が小さくて、いろいろ気になって仕方が無い性格だものですから…。

なんだか、やたら2入力ゲートばっかりで、だらだらしていてちっともメリハリのないつまらない回路だこと。

などといわれそうだ、って気になったものですから、もう少しなんとか工夫してみよう、と、それで今日も半日かけて考えてみたんです。

●結局、今のままでいくことに…

でも、結果は、かえって複雑になって、わかりにくい回路になってしまう、ってことがわかりました。

ゲートばっかりでだらだらしているようだけれど、どうも、今のままの方がわかりやすくていいじゃないの。
これからぼちぼち実際の回路図をご披露していきますが、タイミングチャートを見ながら、回路図を見ると、なかにはちょいと複雑なものもありますが、たいていの回路は、ほとんど説明を要しません。
もう、一目瞭然、という感じにできています。
一度こわしてみよう、と考えて、そういう目であらためて見てみると、これは意外とうまく考えた回路なのかも、と、はや自画自賛です。

ということで、半日かけて考え直した結果、まあ、今のままでいいか、というところに落ち着いてしまいました。

それはそれで、良かったのですが、再検討の過程で、ちょいとこのあたりの回路を手始めにあらためて工夫してみよう、というのでじっと見ていたら、「あれま。ミスってるじゃないの」。

また、落ちをみつけてしまいました(でも、まあ、回路を眺めて、すぐミスに気がつくあたり、けっこうわかりやすい回路なのではありますまいか)。

ということで、その部分の回路図の写真です。



赤で描き入れた回路が落ちていた回路です。

ご覧のとおり配線図のチェックと同時に、回路図も水色の蛍光ペンでしっかりチェックしています。
でも、突合せチェックだけして、回路の中身にまでは、気が及ばなかったんですねぇ。とほほ…。
また、基板配線図の追加修正です。やれやれ。
2008.8.1upload

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