2011.7.16
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標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)

[第820回]

ひさしぶりの更新です。
この約1ヶ月の間、過去記事をテーマ別に整理して再編集をしておりました。
やっとなんとか少しはサマになったところで、ぼちぼち記事更新を再開しようと思ったのですが、そこで、はたと迷ってしまいました。
せっかくテーマ別に整理できたところですから、それぞれのテーマについては、その続きの回から書き始めればよい、はずなのですけれど…。
肝心の、この「TTLでCPUをつくろう!」だけは手付かずでもとのままなんですよねえ。
途中に別テーマの記事がいっぱい入ってしまいましたから、それをそれぞれのテーマで整理したのですけれど、そのあとに残った記事は途中に穴があいて飛び飛びになったまま、なのです。
続きはどう書いていったものやら。
悩ましいことです。

いい方法を思いつくまでは、とりあえず整理前の記事の続きということで書いていくことにいたします。

●MYCPU80をフルRAMに改造

MYCPU80をご購入いただいたお客様(愛知県豊田市のF様)から、「MYCPU80の改造に挑戦しました」というメールをいただきました。
実はF様からメールをいただいたのはもう1ヶ月以上も前になります。
ちょうど過去記事の整理にかかったところでしたので、それが済んでからと思っていましたら、もう1ヶ月も経ってしまいました。
その間にF様からは何回かメールをいただいて、改造の様子がわかる写真もたくさん添付していただきました。
順を追って皆様にもご紹介させていただくつもりです。

F様はまずてはじめとして0〜7FFFのROMエリアに手を加えて、ROM/RAM切換え可能にした上で、独自システムの構築を考えてみえるのだそうです。
デバッガとしてシステムロード社のZ−vision Remote(私は不勉強で使ったことがなくてわからないのですけれど)を使うつもりで、Z80用に書かれていたターゲット側のプログラムを8080用に直して、ROMに焼いてMYCPU80に実装し、うまく動きました、というご報告もいただきました。
なんだか私までうれしくなってきてしまいました。
F様はMYCPU80を中心にシステムを構築し、CP/Mを走らせたいと考えてみえるのだそうです。
遠大といいますか壮大な計画です。ぜひとも完成していただきますよう願っております。
果たしてMYCPU80の巨大基板の回路がシステムの動作に耐えますでしょうか、そこが心配なところです。
F様からいただいたメールから転載させていただきます。

「0-7FFFのエリアをRAM-ROM切り替えに改造し、64KフルRAM化しました。
アドレス、データラインの取り回しを楽にするため、RAMは亀の子配置とし、ROMにもアダプタを噛ませてOEを制御しました。
現在は、手動切り替えですが、バンク切り替えレジスタ追加してソフト制御とし、CP/Mを移植しようと考えています。
8255増設し、データをパラレルポート経由で授受しコンソールやディスク入出力関係は全てAT機でまかなうつもりです。」

F様から送っていただいた写真です。



2011.7.16upload

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