2023.9.14
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PICBASICコンパイラ

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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第77回]



●コロナに感染してしまいました

まだつい先日のことなのですが。
なんだか喉が痛くて頭も重い。
熱を測ってみましたら38.8度!
うむむむむ。
どーしよう。
とりあえず妻に連絡しましたら。
妻「すぐに帰ってきて」
強制送還であります。
妻「とにかくお医者さんに」
私「行きませぬ」
妻「とにかく病院に」
私「いやじゃ」

私は原始人でありますから自分の身体ぐらい自分で治しますです。
こんなもの1日か2日寝ていれば完治いたしますです。
で。
布団をかぶって一晩寝ましたら翌朝は37.1度。
ほとんど平熱であります。
「ほれご覧。私に医者など不要なのだ」
お話がここまでで終ったのでしたらコロナなどではなくてただの風邪だっった可能性もあります。

ところが。
お話には続きがあるのです。
妻が「お熱がある。38度」と申します。
私「あ。それはいかん。すぐに病院にいかなければ」
原始人は私だけで十分です。
妻は文明人ですからお医者様にかからないといけませぬ。
すぐ近くにそこそこの病院があるのですが妻が熱のある身体でそこまで歩いていくなどとんでもないことであります。
仕方がないじゃ有りませんか。
病み上がりの老骨に鞭を打って病院まで私が運転していきましたです。
家族が「お父さんも一緒に病院まで行くのだからついでに診てもらったら」と申しましたが。
「いやじゃ。私はすでに平熱である。私はあくまで付き添いである」

2類から5類に下がったとはいえ、扱いは結構厳重です。
一般の患者とは別の囲いの中でなにやら色々検査をしている様子。
こちらからは見えません。
かなり待ったあとで妻が戻ってきました。
「コロナ陽性ですって」
「ほーか。つうことは多分私もコロナ陽性ということだ」
「おお。ということはあの恐ろしい筋肉注射を打たずとも晴れてコロナの免疫抗体を獲得したつうことだ」

私は原始人でありますからあの恐怖すべき筋肉注射など絶対に嫌であります。
普通の注射だって嫌だといいますのに針をまっすぐにずぶーっと刺しますでしょう。
あれは悪魔の所業でありますね。
絶対に嫌であります。
当然ワクチンは1度も打っておりませぬ。
家族は原始人ではありませんがそれぞれにアレルギー体質なので副作用が心配でやはりワクチンは打っておりません。
あの。
今更言っても詮無いことでありますがどうも政府は国民に何かを隠しているような気がします。
はっきり言って全く信用できませぬ。

ま、ま。
それはそれとしまして私と妻はこれでコロナの抗体を獲得できたはずでありますから、めでたしめでたしということで。
違うか。

ところが。
このお話はこれで終わりではありません。
このお話にはまだ続きがあるのでした。

PICBASICコンパイラ[第77回]
2023.9.14upload

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