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ZB25K 税抜価格 15000円(税込価格 16500円)
基板サイズ 125o×120o
[主な機能]
RS232C(信号レベル=TTL)
RAM、RTCバッテリバックアップ
LCDインタフェース
82C55×2(ユーザー用I/O 8ビット×6ポート)
RTC(リアルタイムクロック)
プリンタインタフェース
キーボードインタフェース


 ↑キーボードコネクタ  ↑プリンタコネクタ       写真はZB25K

標準ではZBK−V3BASICROM(27C010)および32KBRAM62256を実装しています。プログラムの開発はZBK開発セットを使い、DOS/Vパソコンと接続して行ないます。開発セットを使うことにより、BASICプログラムおよびマシン語サブルーチンプログラムをROMに書き込むことができます。開発セット接続時はRAMは628128にします(開発セットに付属)。

KL5C8012はシリアルインタフェースを1チャネル内蔵しており、これを利用してRS232C(調歩同期式)1チャネルの信号端子コネクタ(10P)をボード上にもっています。信号レベルはTTL(+5V)ですが、別売のRS232Cレベル変換ボード(9P DSUB、25P DSUB)を接続すれば、一般のパソコン、装置と直結できる信号レベルになります。ボーレートは150、300、600、1200、2400、4800、9600、19200ですが19200は状況によりエラーの可能性があります。9600ボー以下での使用をおすすめします。
RS232Cの送受信はZBK−V3BASICでサポートしています。簡単な命令でパソコンや装置との間でのデータ交換が行えます。
RS232Cレベル変換ボード(9P DSUB) 税抜価格 2500円(税込価格 2750円)
RS232Cレベル変換ボード(25P DSUB) 税抜価格 2500円(税込価格 2750円)

ニッカドバッテリによってRAMのデータは電源を切っても消えずに残ります。電源を切ったままでも1ヶ月以上データをそのまま保持することができます。

LCD表示器を接続すると、PRINT文の実行結果をLCDに表示することができます。また実行中にエラーがおきたときエラーコードがLCDに表示されます。
LCD表示器(20字×4行) 税抜価格 2500円(税込価格 2750円)
LCD表示器(20字×4行)バックライト付 税抜価格 3500円(税込価格 3850円)

I/Oとして82C55×2個を標準実装しており、合計8ビット×6ポートがユーザーに開放されています。

RTC(リアルタイムクロック)を内蔵しており、ニッカドバッテリによってバックアップされているため、電源OFFの状態でも時計の動作を継続しています。ZBK−V3BASICではDATE$、TIME$によって年月日、時分秒を簡単に扱うことができます。

ZB25Kはセントロニクス準拠のプリンタインターフェースをサポートしておりCPU下方の26Pコネクタに別売のプリンタケーブルを接続することでセントロニクスプリンタにデータを出力することができます。最近のプリンタはほとんどがWindows専用プリンタになってしまっています。残念ながらWindows専用プリンタは接続できません。
小型組込み用の感熱式プリンタやドットインパクトプリンタのインターフェースのなかにはセントロニクス準拠のものがあると思います。そのようなプリンタで「MSDOS」で制御可能タイプならば接続可能です。
ZBK−V3BASICのLPRINT文を実行するとプリンタに出力が行われます。
専用プリンタケーブル(26P−セントロニクス36Pコネクタケーブル) 税抜価格 2500円(税込価格 2750円)

初期データとか時刻などを設定するために数値と記号程度のキー入力が簡単にできるととても便利な場合も多いと思います。キーボードから入力してLCDの表示で確認できれば処理がうんと簡単になります。ZB25Kは8×8マトリクスキーボードインターフェースを備えています。別売の5×5キーボードを接続することで任意の文字コードを入力することができます。
5×5キーボード(アクリル透明キーキャップ付。文字シールを中に挟むことができます) 税抜価格 6000円(税込価格 6600円)
 
KL5C8012には内蔵のパラレルポートが8ビット×5ポートあってそのほとんどが特定目的のコネクタに配置してあります。しかしKL5C8012のパラレルポートの多くはZB25Kの回路、LCD、RTC、キーボード、プリンタ各インターフェースによって使用されているため、ユーザーはちょっと利用しにくいと思います。無理にKL5C8012のポートを使わなくても82C55のポートが6ポートもありますから、それを使うことで多くの目的には十分応えられると思います。
KL5C8012のパラレルポートには16ビット×5チャネルのプログラマブルカウンタの入出力端子が重複して割り当てられています。この機能もZB25Kの内部回路によって制約されるため多くは利用できません。入出力を切り離して内部カウンタとしてのみ使う分には制約はありません。

KL5C8012のパラレルポートの殆どは開発セットのROM WRITERを接続することで使用されますが、これはROM書き込み、読み出しの時点でのみ使用されるだけですから、ROM WRITERを接続していない状態では、システムによって使用されてはいません。ROM WRITERによって占有されるポートをROM WRITERを接続しない状態でユーザーが使用することに制約はありません。ROM WRITERを接続するときは、CPU左側の3個のコネクタは全て、ROM WRITER接続のために使われます。もしユーザーがここにユーザーの回路を接続していたとしても、ROM WRITERを接続するときはそれらは外さなければいけませんから、ユーザーがROM WRITERに使用される端子をユーザー用に使用していたとしても、ROM WRITERの機能に影響はありません。

ZB25KにおけるKL5C8012のパラレルポート端子の使用状況
P00 LCD、RTC禁止(OUT)
P01 割込入力(ユーザー用に開放)(IN)
P02−P07 DOS/V接続(IN/OUT)
P10−P17 LCD、RTC、キーボード、プリンタ(IN/OUT)
P20−P23 未使用
P24−P27 LCD、RTC、キーボード、プリンタ(OUT)
P30−P37 キーボード(IN)
P40 RTC、プリンタ(IN)
P41 DSR(232C)(IN)
P42 CTS(232C)(IN)
P43 キーボード(IN)
P44 未使用
P45 DTR(232C)(OUT)
P46 RTS(232C)(OUT)
P47 DOS/V接続(OUT)
P30−P37はキーボードを接続しない場合はユーザーが使用することができます(IN/OUTどちらの設定も可)。P43はキーボードを接続しない場合はユーザーが使用することができます(INのみ。OUT設定は不可)
P42、P43、P45、P46は232Cを利用しない場合にはユーザーが使用することができます。ポートの向きの設定は変えられません。






フラットケーブルも別売しています。ケーブル長は10cm単位で指定できます(30円/10cm)。コネクタ片側のみ圧着(片側切り離し)(200円)。両側コネクタ(400円)。(価格はすべて税別)
必要な価格はケーブル+コネクタになります(+消費税)。例)長さ50cm片コネクタ 30×5+200=350円(税込385円)




その他基本仕様についてはZBKボードの基本構成、共通仕様を参照してください。

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