溺れる魚

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2001年2月5日(月)に池袋のシネマサンシャイン6番館に「溺れる魚」を
見に行ってきました。
東京の映画館で30分ぐらいの長い予告編やCMを見たことあってから、
東京の映画館は、敬遠していました。
でも、「溺れる魚」は、上映館が少ないので、池袋のシネマサンシャイン6番館
に見に行きました。
池袋のシネマサンシャイン6番館は、10分間ぐらいの予告編だけだったので、
よかったです。

仲間由紀恵が出演しているので見に行ったのですが、女性の観客が
多かったです。
よく考えたら、椎名桔平と窪塚洋介が主演で出演していました。
仲間由紀恵の出番が、前半と中盤は少なくて、ちょっとがっかりしました。
でも、特別監察官室に所属している堅くて人間味がない警察官を
よく演じていました。
車を運転するシーンや無線交信をするときの表情もよかったです。
警察官の役が、とても似合うと思いました。
終盤で、仲間由紀恵が椎名桔平と窪塚洋介と事件を解決していきながら、
人間性に目覚めていくのが、よかったです。

ストーリーが「スリーキングス」に似ていると思いました。
「スリーキングス」は、米兵が戦争に紛れて金塊を盗みますが、
「溺れる魚」は、刑事が事件に紛れて札束を盗みます。
ピストルの弾道を強調して描く手法も、そっくりでした。

「溺れる魚」は、全編にわたってナンセンスやギャグに満ちていて
今までにない日本映画でした。
最初、ギャクだけで終わってしまうのかと思っていましたが、
仲間由紀恵が人間性に目覚めていくのを鮮やかに描いていました。
世の中は、誰が悪くて、何が悪いのかを考えされられる映画でした。
仲間由紀恵がファミリーレストランで大食いをするシーンが面白かったです。
仲間由紀恵と椎名桔平と窪塚洋介の魅力を充分に引き出していました。

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