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2003年5月17日(土)にワーナー・マイカル・シネマズ大宮に「サラマンダー」を見に行きました。
封切り日の初回(10時50分から)を見ました。
客席は、4割ぐらいしか埋まりませんでした。
サラマンダーが地下鉄の工事現場から登場する場面は、恐怖感や気持ち悪さ・
スピード感・力強さなどがあり合格点でした。
サラマンダーと軍隊が戦う場面やサラマンダー増殖して行く場面が、全くなくて
20年後のサラマンダーの食われ焼き尽くされ荒廃して人類が僅かしか生き残っていない
世界になってしまったので、期待を裏切られました。
チラシには、アパッチ攻撃ヘリがサラマンダーと戦っている場面が載っていましたが、
違う汎用ヘリコプターだったので、がっかりしました。
サラマンダーは、良くできていて恐怖感が伝わってきました。
雄のサラマンダーは、巨大で強くて恐ろしかったです。
飢餓に苦しんでいるというセリフが何回もありましたが、映像的に見せる場面が
弱くて説得力にかけました。
一匹だけいる雄のサラマンダーを倒すメインのストーリーは、
緊迫感や恐怖感がありいい場面もありましたが、だるい場面が多かったです。
途中で帰ってしまった人が何人がいました。
生き残った人が立てこもっている砦の場面は、汚い廃工場か廃炭坑みたいな
場所でロケしていて、ほとんどそこだったので、変化に乏しくて不満でした。
ぎりぎり合格点の映画でした。
日本の怪獣映画の方が見せ場が多くて楽しめると思いました。

サラマンダーを見て、小松左京の兵器として開発されたウイルスが原因で人類が滅亡していく
「復活の日」の小説や映画、それにSARS(サーズ)を連想しました。
サラマンダーはドラゴンですが、それをウイルスに置き換えると人類滅亡の危機が
現実にあると思いました。
危機は、SF映画の中だけではないと思いました。
サラマンダーを見て、小松左京の「復活の日」の映画は、サラマンダーと違い
世界各地でロケをして、人類が滅亡して行く過程も描いているので、凄い大作だっと
改めて思いました。
サラマンダーはイギリスだけを描いて、地球の人類が滅亡しつつあると言っても
説得力がなかったです。
「復活の日」が見たくなり、2店のレンタルビデオ店に行きましたが、どちらの店にも
ありませんでした。がっかりしました。

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