藤谷美紀 有楽町「スバル座」

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2004年9月4日(土)に有楽町のスバル座で「草の乱」という映画の舞台挨拶に
藤谷美紀が登場するので、見に行ってきました。

9月2日のGoogleでニュースも検索できることを知ったので、なんとなく藤谷美紀で
検索してみたら、「草の乱」に藤田美紀が出演していて有楽町のスバル座で舞台挨拶が
あるという情報にたどり着きました。
有楽町のスバル座に電話してみたら、1回目の上映後に舞台挨拶があるということでした。
当時券もあり、10時30分から発売するということでした。
10時15分ごろに有楽町のスバル座の1階にあるチケット売場に着いたら、すでに
販売していました。
入場開始が始まったばかりでした。
急いで、2階にあるスバル座に向かい入場すると空席がまだ、たくさんあり、わりあい好きな席を
選べる状態でした。
映画の見やすさよりも、舞台挨拶の見やすさを優先して、前から2列目、右側から5列目の
席に座りました。
座ってからも、どんどん入場してきて、すぐに座席が埋まり、立ち見や通路に座ってみる
人もいました。
エキストラをやった人が一揆の農民の衣装で見に来ていました。
1回目の上映が始まる前から、2回目を見る人が並んでいました。
2回目も舞台挨拶があるとスバル座の人が言っていました。

11時からコマーシャルや予告編が上映されて、11時15分に草の乱が始まりました。
120年前の明治16年に起きた困窮した農民が起こした一揆、秩父事件をリアルに
描いていました。
特に前半の生糸相場の暴落や違法な高利の金貸しや過大な税金で農民が困窮して
追いつめられて、一揆を起こすまでが詳細に感動的に描かれていました。
思わず涙ぐんでしまいました。
中盤の一揆を起こして、高利貸しを攻撃するところや役場や警察を占領して行く様子を
リアルに描いていました。
終盤の軍隊と戦う場面があっけなかったです。
特に納得できなかったのは、農民側が待ち伏せして至近距離で多くの猟銃で銃撃しても、
軍隊に銃弾が一発も当たらなかったことです。
軍隊が発砲した銃弾は、農民にどんどん当たっていました。
最後の軍隊と戦う場面をリアルに描けば、もっといい映画になったと思います。

明治16年の秩父地方の民家やお寺・町並みを見事に描いていました。
ほんとうに明治16年という雰囲気がして、映画に引き込まれました。
セットや衣装・小道具が素晴らしかったです。

須藤温子が伊藤房次郎娘の高浜セツ役で出演していましたが、
最後の字幕で気が付きました。

藤谷美紀は、主人公で会計長の井上伝蔵役の緒形直人の妻役で、出番が多くて嬉しかったです。
演技もよくて、適役でした。

118分の上映後に舞台挨拶が始まりました。
藤谷美紀・緒形直人・林隆三・神山征二郎監督が登場しました。
藤谷美紀は金色のノースリーブのドレスで、とても素敵でした。
最後のマスコミ向けの撮影の時にセンターを藤谷美紀・緒形直人・林隆三・神山征二郎監督の
4人が譲り合っていました。
藤谷美紀と緒形直人がセンターになりました。

藤谷美紀の舞台挨拶を目的に行きましたが、映画も自体も凄くよかったです。

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