1/4 式波アスカ・ラングレー(テストスーツVer.)
カラー解説(編集中・暫定版)

紫文字はガイアカラー
青文字はガイアエナメルです。


いつも目分量で混合しているので、細かい配合比はご勘弁ください。
こちらでは「サンプルと同じ色で塗りたい」というお客様のご希望を考慮して、
なるべく簡単に同じ色が再現できる様、
複雑な混色は避けてビン出しそのまま、あるいは2〜3色と
単純な混色を目指しています。

ダグラムカラーCB19デザートイエロー+EXクリアー
サフレスの要領で薄く上がけしながら明度を合わせます。
※まだ作業中のため、色味調整、塗り直し等の
可能性があります
059サフレスフレッシュピンク+EXクリアー

+001ピュアホワイトをほんの少し
(ビン一本に対し一滴ほど)
褪色対策のため、染料系は
使用していません。
瞳、睫毛、眉毛等 発売されて間もないガイアカラーのエナメル塗料を使ってみました。
まだ純色のみの発売でブラウン等の色が無いため、
5イエロー+4マゼンタ+3シアン+1ホワイトを適量混ぜて
ブラウンを作ります。

眉毛、睫毛下地を上記ブラウンで筆書きした後、
上記ブラウンに2ブラックを混ぜた濃いブラウンを、
メイクの要領で描き足して濃くしていきます。

白目部分は
EXクリアー+043クリアーブラック+033純色シアン(極々微少)
を、白目の上側、睫毛付近が濃くなるように細吹き。


黒眼の輪郭線、瞳孔、虹彩の放射線等は
3シアン+2ブラック。黒眼の色は033純色シアン
グラデを意識してエアブラシ細吹き吹き。


※エアブラシ細吹きを綺麗に塗るには?
クリック!
瞳を先に塗って、「練り消し」でマスキング
した後、肌色を吹くという工程で
塗っています。

輪郭線をエナメルで描いて
EXクリアー上がけで保護しながら
作業を進めます。
「練り消し」はエナメル塗膜に貼りつくので、
使用の際は常にEXクリアー
上がけコートしてください。
※「練り消し」とは、美術のデッサン
とかで使用する粘土状の消しゴムの事です。


眉毛は髪と同色では眉なしに
見えてしまうので、濃い目に塗っています。
また、一本線で眉毛を描かずに、チョンチョンと
細かい線の集合体で一本の眉毛になる様に
描いていきます。ガレキよりも、
ドールのオリジナルペイント等に近い感覚です。

睫毛も単色ベタ塗りの線でなく、
グラデで線をボカす様に描いていきます。
線のフチをエナメルクリアーオレンジ等で
薄く縁取るだけでも、グラデっぽくなって
雰囲気が良くなるかと思います。



※ちょっとお奨めテクニック
睫毛、眉毛と瞳のアウトライン下書きに
色鉛筆を使用しました。
通常、ツルツルのレジンには
色鉛筆では描けませんが、
表面をつや消しでクリアーコートすると
色鉛筆で描ける様になります。
消しゴムも使えますし、面相筆が苦手な方には
筆よりも細い線が簡単に描けるので
お奨めです。クリアーコートしても
線が溶け出すことがありません。
何度も描いてると色が乗らなくなるので、
その度につや消しでコーティングします。

始めは黄色、オレンジ等の薄い色で
アタリをとりながら、ブラウン等を使って
濃い線にしていきます。値段の高い物より
安い物の方が、芯が硬くて細い線が描けます。
色鉛筆で下書き後、クリアーコートした後に
エナメルで仕上げる感じです。
足、腕、ヘッドセット等
スーツ赤部分
ベース色:ガイア・ボトムズカラーAT−13オレンジ
シャドー:ガイアEXクリアー+041クリアーレッド

腿のオレンジの配線部分:025橙黄色+015オレンジ
スーツ肌部分 下地をガイアサフレスピンク+EXクリアーでサフレス肌塗装後、
EXクリアー+045クリアーイエロー+041クリアーレッド(極微量)
を吹いて、明度、色調に注意しながら少しづつ色を重ねていきます。


ブラ:223インテリアカラー

白帯部分:223インテリアカラー下地にEXクリアー+パールイエロー

(雲母堂本舗スターターセットのイエローパール使用)

ブラ、帯共に上記
EXクリアー+045クリアーイエロー+041クリアーレッド(極微量)
をオレンジのフィルムがかぶさっている様な色味が乗るようにコート。
(吹き過ぎないように注意!)


帯の赤いストライプ:ガイアエナメル5イエロー+4マゼンタ+1ホワイト
赤色を調合します。赤というより朱色に近い色味です。
タミヤエナメルのレッドでは彩度が強すぎてそこだけ浮いてしまうので、タミヤエナメルを使用する場合は適度に白やブルーを混ぜるなどして彩度と明度を落とした方が良いです。
この部分は肌、帯、ブラ各色に
思ったほど明度差が無く、
明度、色味の吹き加減が
とても難しいです。
慎重に、少しづつ色を重ねて作業しましょう。

赤ストライプは面相筆で塗装しました。
首の青い輪 024コバルトブルーで下地塗装後、
EXクリアー+ピンクのパールパウダーを吹き付けます。

(雲母堂本舗スターターセットのピンクパール使用)
青地にピンクのパールを吹くのに
違和感を感じる方もいらっしゃるかと
思いますが、
下地と全く違う色味のパールを吹くと
見る角度によって色味が大きく変わり、
面白い効果が出ます。
さっきまで青く見えた部分が、
角度を変えるとピンクになったり。
下地に揃える必要はありません。
ちょっと変わった味付けが欲しい時にお奨めです。
マイナスモールド等、
各部グリーン
104蛍光グリーン

マイナスモールドの黒フチ032アルティメットブラック下地に
マジョッコNo2シアン=パープル上がけ。
仕上げにつや消しを吹いて、
光沢のあるスーツとの質感対比を強調します
ヘッドセット
腕のアンテナ
モニターカメラ支柱
032アルティメットブラック下地に
マジョッコNo2シアン=パープル上がけ。
仕上げにつや消しを吹いて、
光沢のあるスーツとの質感対比を強調します
モニターカメラ本体 009ブライトシルバー下地にEXクリアー+043クリアーブラック+044クリアーブルー(極々微少)
※まだ作業中のため、色味調整、塗り直し等の
可能性があります
靴底の黒い部分 221ドゥンケルグラウ
仕上げにつや消し
足先周りは細部塗装作業中のため、
未定ですが、設定画の薄いグレー部分に
シルバーを使ってみる予定です。

2017/8/19