短波をもっと楽しもう!

短波の世界をウロウロしているといかにもデータ通信しているような奇妙な電波が聞こえてくるときがあります。 実はこの電波の内のいくつかは手軽に受信復元出来ます。 最近興味を持ってしまったので紹介ついでに簡単に説明を・・・w
 
当サイト掲示板の情報も参考にして下さいね。 (スレッド順。 移行して追記が無い場合は追従して下さい。)
 Radio FAX (01) − Radio FAX (02) − 

こちらも参考になるでしょうか・・・
 FAX放送周波数リスト
 NOAA FAXスケジュールリスト(PDFファイル)

 
使用ソフトウェア KG-FAX
気ままソフトウェア工房 さんで無料配布されているソフトです。 PCへ音の入力さえ出来ればソフトが全てやってくれます。 大変に操作も簡単な楽しいソフトです。 ソフトの使用方法については ReadMeを参考にして下さい。
ソフトウェア受信機の場合は 「VAC」 をインストール・設定しておけばPCから音を出さずに受信出来ます。
Virtual Audio Cable v4.10 は無料でも使えますが、途中 「トライアル」の声が入るので気になる方は有料
登録をすればノイズ無しで使用できます。
 
こんな感じです 左図は 7795kHz の気象庁の船舶向け天気図FAXの受信結果です。 曜日や時間帯によって異なる種類のものが送信されております。

JMH 送信スケジュール
周波数:
   3622.5kHz  (  3620.6kHz)
   7795.0kHz  (  7793.1kHz)
  13988.5kHz (13986.6kHz)

24時間、このいずれかの周波数が受信可能です。 受信機の実際の表示周波数は上記周波数-1.9kHzで、受信バンド幅は3kHzくらいのUSBモードです。
 
こんな画像も・・・ 時間帯によっては雲の様子が分かるこんな画像が送られてくることもあります。

送信信号は非常に強力ですので、日本中どこのロケでも上手く受信出来ると思います。

スケジュールについては結氷期や台風が発生しているときに変わることがあるようです。 JMH 送信スケジュール を参考にして下さい。


その他のFAX放送の受信はネットを検索して周波数を調べたりして探してみて下さい。 短波のFAX受信を楽しまれている方は意外とたくさんいらっしゃいます。


 
ReadMe より 無線機の受信周波数は割当周波数より-0.0019MHz、電波形式はUSBです。
代表的な無線Faxの周波数・設定は下記を参照下さい。

JMH (日本気象FAX: 回転速度120rpm, 同期信号長20msec)
 3.6206MHz USB
 7.7931MHz USB
13.9866MHz USB

BMF (台湾気象FAX :回転速度120rpm, 同期信号長10msec)
 4.6141MHz USB
 5.2481MHz USB
 8.1381MHz USB
13.8981MHz USB
18.5581MHz USB

HLL (韓国気象FAX: 回転速度120rpm, 同期信号長20msec)
 5.8556MHz USB
 7.4316MHz USB
 9.1631MHz USB
13.5681MHz USB

KVM (アメリカ気象FAX[ハワイ]: 回転速度120rpm, 同期信号長8msec)
 9.9806MHz USB
11.0881MHz USB
16.1331MHz USB

NOJ (アメリカ気象FAX[アラスカ]: 回転速度120rpm, 同期信号長8msec)
 2.0521MHz USB
 4.2961MHz USB
 8.4571MHz USB
12.4106MHz USB

NMC (アメリカ気象FAX[カルフォルニア]: 回転速度120rpm, 同期信号長8msec)
 4.3441MHz USB
 8.6801MHz USB
12.7841MHz USB
17.1493MHz USB
22.5251MHz USB

JJC(共同通信無線Fax: 回転速度120rpm, 同期信号長20msec
   又は 回転速度 60rpm, 同期信号長45msec: 新聞Fax)

 4.3141MHz USB
 8.4656MHz USB
12.7436MHz USB
16.9491MHz USB
17.0677MHz USB
22.5401MHz USB