「も少しぃ〜しあわせぇに〜」・・・2009/04/25


先日とってもあったかいメールをいただきました。蔭山さんのブログに掲載されているので

見られた方もおられると思いますが、まだの方は読んでくださいね。

2009年04月16日11:34 『拓郎ファンの現在の気持ちがよく表れているメール』

この神戸の60才の男性の方は、名古屋と広島のチケットが手に入り、その二カ所しかないチケットの片方を

「もし宜しければ広島公演のチケット1枚をどなたかお使いいただければと思っております」

と言って頂き、しかも

「拓郎さんの唄で生きる元気をもらってきた方が一人でも多くライブに参加できれば幸せです」

とおっしゃられております。

ありがたや〜(^人^)ありがたや〜(^人^)

その有り難いチケットは、広島フォーク村結成時の連判状にもお名前のある重鎮の方に渡ることが決定し

譲る方も譲られる方も、間に話を通した方も、もちろん僕もみんなで幸せな気分を共有できました。

もいちど

ありがたや〜(^人^)ありがたや〜(^人^)なむなむ

ぼく思うに、きっとこの神戸の方は、青春時代たくさんの友人達と‘吉田拓郎’を共有された幸せな方だと思います。

いえきっとこの方だけでなく多くの‘吉田拓郎ファン’は同じでしょう。

アーチストと個人の関係だけじゃないんです。必ずファン同士の横の関係が強いんです。

だってみんな昔、カセットテープにたくさん好きな曲を入れて友達に「これ聴いて!」って渡しませんでした?

しかも渡す相手によって聴かせたい歌が違うからその都度録音したりして。

‘ラブソング編’とか‘人生編’とか分けたり(笑)

「一回聴いても分からんから最低5回は聴いてーっ」とか(笑)

とにかくファンを増やしていったでしょう〜!(布教活動ともいう、笑)

で、一緒にギター弾いたり、コンサート行ったり。

イベントでは全国のファンと友達になって手紙や電話で情報交換してましたよね。

学生時代のどんな親友達よりも、‘吉田拓郎ファン同士’は連絡を取り合う回数が多いことに気付いてますよね(笑)

仕事でも、担当者が‘吉田拓郎ファン’ということがわかった瞬間から取引がスムーズにいったり見積が安くなったり(笑)

‘吉田拓郎’という人を‘軸’にして(御神輿とも言う、笑)みんなが関わりあって楽しんできました。

その‘御神輿’が全国をまわることを最後にするって言ってるんです。

そりゃぁ、やっぱりファンが出来ることはその‘御神輿を’自分一人で担いで全国廻るよりも

ファン同士バトンタッチしながら運ぶべきでしょう。

‘御神輿’もそれを望んでいると思います。

だってツアーなんですから。

ん? だから何が言いたいんだって?

そこのチケットが4カ所とれた!とか、7カ所とれた!って喜んでいるあ・な・た(笑)

それはそれはハッピーで、ラッキーで、ぜひ幸せに楽しんでもらえたらいいと思います。

でも、もし一枚も取れなかった人に、ちょっとだけ譲る気持ちを持つことができたなら

もっともっと幸せで豊かな気持ちでライブに参加できるとおもいますよ〜。

みんなみんな、今までたくさんのファンから情報をもらったり、あれこれ頼ったりしたと思います。

ラジオが聴けない地区の為にもコソっと音をネットにさりげなくあげてくれたり。

見返りを期待していない優しさにたくさん触れてきたでしょう?

なんどもなんどもファン同士で感謝しあってきたでしょう?

チケットが取れなくって絶望している人の気持ちは、ファンなら想像すれば誰でも分かります。

神戸の方のこの言葉はホントに端的で深いですね。

「拓郎さんの唄で生きる元気をもらってきた方が一人でも多くライブに参加できれば幸せです」

人が幸せになってくれたら自分も幸せっておっしゃってるんです。

いよっ!あっぱれ日本人!

あなたが譲ってもいいと思える方は誰ですか?

さっ、今夜あたり数十年振りに学生時代に一緒にギターを弾いた友人に電話してみては。

「お、うっ、、、チケットは取れたか、、、」

これだけで会話がパチーン!と繋がるはずですよ。

きっと友人もチケット争奪戦に苦労したときに、あなたを想い出していますから。

でも

昔の彼女に連絡するのはやめようネ…。

高校時代とか…

大学時代とか…

むにゃむにゃ…



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