「歴史に残るベロベロの大阪球場」・・・2011/02/23


ラジオでたくさん大阪球場の酔っぱらいライブの話題が出たので(2/21放送)書きたくてウズウズしてきました。

坂崎さんは82年とか言ってたけど83年だし、メリーアンまだ無いって言ってたけど歌ってるし。

拓郎さんの「大阪のにーちゃんねーちゃん〜」発言は登場スグではないし「食ってっか〜」なんて言ってないし、

よほどお二人とも酔っぱらってらっしゃったようで(笑)

でもはっきり言って客はあの時拓郎さん達が酔ってるなんてまるで分かってなかったわけでして、

いつもより迫力があったのは野外だったからだと思ったわけでして、

対バンの意識もあってテンションが上がってたと思ってたわけでして、

あの時酔っぱらってたなんて、随分後になって何かのラジオで聴いて知ったわけでして。

まさか出演前に4時間も飲んでたり、八神純子さんの前でうっぷ した事件があったなんて知らないわけでして。

でもとにかくスペシャルにぶっ飛びはじけたカッコイイステージでした。

大阪のあと、二日後の東京公演の後楽園球場は、途中豪雨で、(ヒョウが降ったとも何かで読んだ)

拓郎さんが登場する何組か前に中止になって、くやしい思いをした人がたっくさんいたはずですよね。

大阪のコンサートレポートみたいなものも雑誌には出なかったし、おそらくマスコミの多くは東京に入る予定だったんでしょう。

大阪球場に幸運にも参加できた者としては、覚えていることを少しでも書いてみようかなとムズムズしてきました。

まずチケット。

え?発売20周年のイベントだったの?今読んで知った(笑)、左上に小さく書いてあった。

このイベントはどうやって宣伝されたのか知らないんだけどあまり告知されなかったのでは?

サントリーだし酒屋で宣伝してたのかなぁ。

僕は歩いてて偶然ポスターが貼ってあるのを見つけて知ったのでして、チケット購入したのもかなり直前。

ポスターでコンサートを知るって懐かしい時代(遠い目)

チケットの裏面ですが↑、割印の日付が58.5.12とあります。(左にうっすら)

チケットをプレイガイドに配分した日なのか、僕が購入した日なのか定かではありませんが、

少なくともライブ開催日の一ヶ月以内に購入したということでしょう。

「雨天の場合でも決行いたします」って書いてあるのに中止になった東京は可愛そすぎる。

このイベントの直前まで春のツアーが行われてました(マラソンツアー)。

5カ所7公演という短いものだったけど、ギラギラしたかっこいいツアーでした。

その最後が大阪で5/31と6/1の二日公演。

ということはツアーが終わってすぐまた大阪に戻ってきてイベントに出演されたってことですね。

僕はその年の春から大学生になり、広島を出て関西人になったばかり(4年間限定)。

すぐ大阪フェスと大阪球場でライブを観れたってことはラッキーな進学のタイミングでした。

マラソンツアーは広島は無かったしね。

ということで記念にマラソンツアーの大阪フェスのチケットも貼っておきましょう。大阪球場の9日前のものです。

しかしこの頃のチケットはツアータイトルって無いのか(笑)。印刷に味があるのはいいんだけどね。

相当後ろの隅っこの席だなぁ。

話を大阪球場へ戻さねば。

これが会場で売っていたTシャツ↓。よくまだ持ってたなぁ〜と我ながら感心。

胸のプリント部↓

「10TH JUNE TOKYO」の文字が悲しいね。

出演者が印字されてますが、あとゲストで「伊藤さやか」も出ました。

それから大物ゲストというふれこみで「レオナルド熊さん」も出て笑いを誘ってました。

同じように印字されたアルミのマグカップも買ったけどどっかへ行っちゃった。

1.伊藤さやか

ゲストという名目だったけど、今でいうオープニングアクトって形かな。

お客さんがまだ集まりきってない段階で元気良くステージを走り回って歌ってた。

フリスビーを何枚も客席に向かって投げ入れて沸かせて、オープニングの盛り上げ役って感じでした。

3曲程度だったっけな。「伊藤つかさ」ではないのでお間違えなく。

2.ラッツ&スター

たしかステージがクルッと廻って出てきて盛り上がった気がする。

バンドが替わる度にセットが廻る設定。、、だったよね?(誰に訊いてる、、、笑)

演奏曲目はまぁ覚えてないけどヒット曲のメドレーって感じだったでしょう。(アバウトだなぁ)

おお!ホントに顔が黒い!って妙に感動したことを覚えてる。

3.アルフィー

メリーアンは演りましたよ坂崎さん(笑)。

覚えているのは「メリーアン」と「拓郎メドレー」と「ジェネレーションダイナマイト」。

アルフィーファンに訊けば演奏曲目が分かるかなと思い、拓ファンの友人K君経由で調べてもらったら

なんと、ちゃーんと知ってるんですね、さすがアル中さん。曲順も判明しました。サンキューMr.K、、笑

1.夢を急げ

2.ロックンロールナイトショウ

3.曉のパラダイスロード

4.メリーアン

5.ジェネレーションダイナマイト

6.See You Again

7.スターズオン23(ショック・ザ拓郎)

最後の拓郎メドレーの途中で、坂崎さんが

「拓郎さんは今、楽屋で寝てる、起こして一緒に人間なんてを歌ってもうらおう!」

とか言って、みんなに拓郎コールをさせて盛り上がったのを覚えています。

まさか楽屋で寝てたのは酔っぱらってたからだなんてその時は知るよしも無し。

4.武田鉄也

なんで海援隊じゃなかったのかな。まだ解散してないよね。

一応総合司会役もこなしてた気がする。

歌ったのは「贈る言葉」と「思えば遠くへ着たもんだ」、、、たぶん。

レオナルド熊さんはどこらへんで出たっけなぁ、、、。

5.八神純子

この時に「帰れコール」した野郎がいたんですよ。情けない。ステージに向かって左前方の男が、

からかっているような感じで「帰れ〜」って、何度も。酔っぱらってたのか。

八神純子さんは「あんたが帰りなさいよ!」とか言い返したりして。

空気が張りつめたりした瞬間がありました。

おっと、、拓郎さんにうっぷ とされたのはこのステージより後だったのか前だったのか。

ステージでもトイレの前でも大変な思いをされた八神さん、それでアメリカに移住しちゃったんじゃないですよね(謎)

今 wiki で調べてみたら「1983年に渡米して活動の拠点を米国ロサンゼルスに移す」と書いてある!びっくり!

83年だ! わー!!

6.南こうせつ

おいちゃんファンはたくさんいました。ハッピ姿でわかりますから(笑)

10曲近く演ったんじゃないかなぁ。

覚えているのは「幼い日に」「神田川」「満天の星」。

「うちのお父さん」もあったっけなぁ。

そーだ、途中で八神純子さんを再びステージに上げて、洋楽みたいなものをデュエットした記憶が、、かすかに、、、。

7.吉田拓郎

衣装はズボンがマラソンツアーの時のもの。上のジャケットはこのイベントの為に用意されたものかな。

ピンクと紺?の縦の太めのストライプで、玉虫って感じ(笑)、、、素肌に着てた。

1.イメージの詩

2.友と呼べれば

イエィイエィ〜大阪のにーちゃんねーちゃん元気かよぉ〜 たこ焼きの大阪よぉ〜元気かい〜

3.唇をかみしめて(ボーカル武田鉄也)

4.落陽

5.お前が欲しいだけ

6.王様達のハイキング

7.外は白い雪の夜

8.アジアの片隅で

かっこよかったなぁ。で〜んとしてて。がぁー!って。

声はめちゃくちゃ出てたし。そりゃ〜数日前までツアーやってたわけだし。

まさか酔っぱらってベロンベロンで上機嫌なステージだったとは(笑)。

曲順にはちょっと残念な面も。一曲目の「イメージの詩」から総立ちで球場が一体となって進行したのに、

「外は白い雪の夜」でササ〜と座るじゃないですかぁ拓郎ファンは。

もちろん他のファンもつられて座ることに。

そして「アジアの片隅で」のギターリズムが始まったとたん拓郎ファンはて立ち上がるんだけど

どういう曲か知らない他のファンの人達は、あのゆっくりしたレゲエのリズムではついてこなくて座ったまんま。

最後の曲だなんて拓郎ファン以外にはわかんないもんね。

結局会場の半数近く〜3分の1くらい?は座ったまんまの状態でライブが終わっちゃったって感じでした。

他のファンの人達は「え?終わったの?」って感じだったでしょう。

せっかくの「アジアの片隅で」だけ、客席の空気感が中途半端でした。

「外は白い雪の夜」の後に「落陽」とかを置けば良かったんだけど。

4〜6曲目の間くらいが一番最高潮に達した時間帯かな。

せめてアンコールがあればねーっと、帰りながら思ってた僕でした。

客層はね、結構若い人が多く混ざってたと覚えています。

18才の僕が感じたくらいだから、中〜高校生っぽい人達も結構居たってことでしょう。

ビール会社のイベントなのに(笑)。

あー書いた書いた!、スッキリした!

ウズウズとムズムズがとれました。

そだ!

上野公園にやって来たパンダは

ウズウズ君と ムズムズちゃんなんてどうでしょう?

ちっちゃい子が「うずうずー!」「むずむずー!」って呼んだら可愛いくない?

ベロンベロン君と ウップウップちゃんでもいい。

ヾ(ΘェΘ=ΘェΘ)ノ

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