私の小さな旅(2)

港区芝浦 00年4月30日

uploaded on 03Jun.2000
last modification on 15Aug.2001



画像をクリックすると大きめの画像を表示します。見終わりましたらそのウィンドウを閉じてください。




通勤に東京モノレールを使っていた頃、そこから日々眺めている風景の中を歩いてみたくなり、Golden Weekの休日を利用し、自転車で回ってきました。


浜崎橋にて 首都高速浜崎橋ジャンクション下の浜崎橋にて

この写真の方向は古川です。渋谷、麻布方面からの首都高は、ここでT字状に東京湾沿いの
首都高と交差します。この数百メートル上流の金杉橋辺りには屋形船の乗船場があるので、
ここまで屋形船が繋留されていました。


東芝ビル裏にて東芝ビルに隣接した屋上庭園への昇り口にて

この日のここは実にひっそりとしていました。「この庭を歩いたらどんな景色が見えるのだろう」
と常々思ってましたので、念願が叶ったと言えます。






紅白ハナミズキ 屋上庭園からモノレール沿いのハナミズキを撮りました。

ハナミズキの花は大人の背の高さより上で、みな上を向いて咲きます。道を歩いている
ときに見ると、葉と花が交互に見えてさほど目立ちません。しかしこうのように上から見ると
上を向いている花の色がそのまま見えますので、華やかさが引き立ちます。


協働会館

 ????

最近手前に建物ができて見えなくなりましたが、以前はモノレールが浜松町駅を出ると進行方向左側に見えた堂々たる建物です。

会社の上司は「あれは遊郭の跡だ」と言い、同僚は「薩摩藩蔵屋敷の名残」と言ってます。私はNHKの「小さな旅」か何かの番組で紹介されていたのを覚えているのですが、何の建物と言って紹介されていたのかは忘れました。その番組の中では、二階の座敷で三味線の稽古をしていました。

この日は全くひっそりとしていて、玄関には"協働会館"(これもうろ覚え)という看板が掛っていました。
大きな建物が狭い道に面しているため、広角レンズを使用して撮影しました。


モノレール線路 芝浦公園入り口より浜松町方面を望む

浜松町からJRの線路沿いに走ってきたモノレールは、ここ、田町のスポーツセンター手前で左折し、東京湾へ向かいます。写真の前方右側は東京ガスの研究所です。この辺りは随分"場末"という感じの雰囲気でした。

撮影者の後ろ左には、線路を潜って三田方面へ出られる地下通路があります。


ハナミズキの並木道ハナミズキの並木道です。芝浦(2)にて

前述のようにハナミズキは上から見ると綺麗なのです。モノレールから見おろす
ここのハナミズキの並木道が大変綺麗だったので、写真に撮りたいと思ったのが、
今回「小さな旅」をするきっかけになりました。

しかし、曇天のせいか、花の盛りを過ぎていたせいか、はたまた単に下から見上げたからか、ここに限って言えばちょっと期待外れでした。



紅花ハナミズキ 上の並木道のハナミズキです。

これは曇天の光線と背景に使ったビルの壁が上手くマッチして、下からでも"色"が出ました。花も葉も、上面の色が下に透過してくれてます。



NEC本社ビルとモノレール霞橋より芝浦公園、NEC本社ビル方面

モノレールが来るのを待って撮影しました。モノレールは芝浦公園の上を走っています。
鹿島橋の上には都バスも賛助出演してくれました。







芝浦の運河 竹芝橋から新芝浦運河を望む

ここもモノレールから毎朝のように眺める風景です。運河沿いの並木道は港区らしい洒落た感じがします。


金杉橋より屋形船浜松町・芝の間に掛る金杉橋より古川下流を望む





「私の小さな旅」トップへ戻る ホームページへ戻る