uploaded on 03Jun.2000
last modification on 15Aug.2001
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首都高速浜崎橋ジャンクション下の浜崎橋にて
この写真の方向は古川です。渋谷、麻布方面からの首都高は、ここでT字状に東京湾沿いの
首都高と交差します。この数百メートル上流の金杉橋辺りには屋形船の乗船場があるので、
ここまで屋形船が繋留されていました。
この日のここは実にひっそりとしていました。「この庭を歩いたらどんな景色が見えるのだろう」
と常々思ってましたので、念願が叶ったと言えます。
屋上庭園からモノレール沿いのハナミズキを撮りました。
ハナミズキの花は大人の背の高さより上で、みな上を向いて咲きます。道を歩いている
ときに見ると、葉と花が交互に見えてさほど目立ちません。しかしこうのように上から見ると
上を向いている花の色がそのまま見えますので、華やかさが引き立ちます。
最近手前に建物ができて見えなくなりましたが、以前はモノレールが浜松町駅を出ると進行方向左側に見えた堂々たる建物です。
会社の上司は「あれは遊郭の跡だ」と言い、同僚は「薩摩藩蔵屋敷の名残」と言ってます。私はNHKの「小さな旅」か何かの番組で紹介されていたのを覚えているのですが、何の建物と言って紹介されていたのかは忘れました。その番組の中では、二階の座敷で三味線の稽古をしていました。
この日は全くひっそりとしていて、玄関には"協働会館"(これもうろ覚え)という看板が掛っていました。
大きな建物が狭い道に面しているため、広角レンズを使用して撮影しました。
芝浦公園入り口より浜松町方面を望む
浜松町からJRの線路沿いに走ってきたモノレールは、ここ、田町のスポーツセンター手前で左折し、東京湾へ向かいます。写真の前方右側は東京ガスの研究所です。この辺りは随分"場末"という感じの雰囲気でした。
撮影者の後ろ左には、線路を潜って三田方面へ出られる地下通路があります。
前述のようにハナミズキは上から見ると綺麗なのです。モノレールから見おろす
ここのハナミズキの並木道が大変綺麗だったので、写真に撮りたいと思ったのが、
今回「小さな旅」をするきっかけになりました。
しかし、曇天のせいか、花の盛りを過ぎていたせいか、はたまた単に下から見上げたからか、ここに限って言えばちょっと期待外れでした。
上の並木道のハナミズキです。
これは曇天の光線と背景に使ったビルの壁が上手くマッチして、下からでも"色"が出ました。花も葉も、上面の色が下に透過してくれてます。
モノレールが来るのを待って撮影しました。モノレールは芝浦公園の上を走っています。
鹿島橋の上には都バスも賛助出演してくれました。
ここもモノレールから毎朝のように眺める風景です。運河沿いの並木道は港区らしい洒落た感じがします。