精神世界の知恵をダウンロードするの術
VOL-14







 「精神世界の全体像を大雑把に理解するシリーズ2」

今日は、「精神世界の全体像を大雑把に理解するシリーズその2」です。

人は最初、創造の力を自由に使ってエレメンタルをつくったのですが、自分が作ったネガティブなエレメンタルのせいで身動きがとれなくなってしまうこともあります。

ふと心に浮かぶネガティブな映像も、自分を突き動かす衝動もエレメンタルに影響された心の働きです。苦しい人生体験をすれば世界観が悪くなったり、不幸な気持ちを感じたり、関係者を恨んだりするのも自然なことです。でもその思いによってまた新しいエレメンタルが作られます。ネガティブな連鎖が起きます。

だから辛い体験をしても「にもかかわらず」肯定的な心をもつことが必要になります。よいエレメンタルを作るためです。宗教では「どんな苦境でも愛をもって生きなさい」と言います。過去のエレメンタルの影響によってできた現在の現実に心をとらわれて悪いエレメンタルを作っていたら堂々めぐりだから、現状がどうでもよいエレメンタルを作り続けよう」という意味です。

ポジティブ・ネガティブ、よい悪い、などの言葉は便宜上使っているだけで善悪ではありません。どういう世界を作るのも自由で、存在を認められています。ありがとうおじさんも「この世には無限の無限のチャンネルがあって、どれを選ぶのも自由」と言っています。でも自然界が秩序と共生でなりたっているように、破壊的な世界で人間は健やかな幸せを感じ続けることができません。なので必然的にゴールの方向性が決まっているといえます。自由意志が許されているけれど、最終的には愛の方へ行くような力がかかっている、とダスカロスは言っています。

精神世界の人たちは、エレメンタルを上手に利用します。エレメンタルを意図的に作るために心を使います。心を「受動的に感じるもの」として使うのではなく「なにかを作り出す道具」として使うのです。とんかちを使うように心を道具として使います。愛や発展、成長、健康のエレメンタルを意図的につくります。


宗教でもその原理を上手に使っています。たとえば4人ぐらいの人が定期的に集まって、なにか物を置いて「これにはヒーリングの力がある」と10年ぐらい祈り続けたら、その物にヒーリングの力がつきます。同様に、「なになに神にはこれこれの力がある」と決めて、何千人という僧侶や神官(エレメンタル製作のプロ)が何百年となく祈り続ければ、強いエレメンタルができます。もともと自然界に存在するパワーを人間のエレメンタルで補強維持した大きなエネルギー体です。



(つづく)
(注:これらは今のところの私の理解です。変化していく可能性のある意見です)