精神世界の知恵をダウンロードするの術
VOL-16







 「精神世界の全体像を大雑把に理解するシリーズ4」

今日は「精神世界の全体像を大雑把に理解するシリーズその4」です。

想念には創造の力があります。でも祈りのプロがいるように、祈りの効果には個人差があります。
差ができるのはいくつかの理由があります。

まず単純なことですが、祈りは、よくなったことをイメージするのであって、「なんとかしてぇ」と嘆きながら、現在のひどい状況をイメージするものではありません。

またこれも単純なことでしょうが、オーラやチャクラが大きいほうが祈りの力は強くなります。霊体が清らかであるほど祈りの力は強くなります。

あと、その人がどれだけ自分の全体の力を使えるかにもよります。意図した方向に全エネルギーを傾けているつもりでも、ほかのことに使っているエネルギーが多いと、よいエレメンタルを作るために使うエネルギーの分量が少なくなります。空であるほど、執着がないほど、心に対立がないほど、許せることが多いほど、愛に生きているほど、使えるエネルギーは増えると思います。対象にたいする、また願いをはばむ壁にたいする理解が深いほど、祈りは効果的になります。

以上のことは相関関係にあります。チャクラやオーラは感情や思考のきよらかさ+訓練によって大きくなるもです。霊能者が見るのは霊体やオーラ、チャクラにあるエレメンタルです。車好きなら車が浮かん見えます。自分のエネルギーを車に使い続けているということです。過去に作った念を忘れていても霊体にエレメンタルが残っている場合、それは影響を与えています。そのために精神世界の先生は重箱の隅をつつくような厳しい指摘をすることがあります。

さて、祈りは「そうなった場面」を思い浮かべて感謝をすることですが、その場面を思い浮かべることの難易度で、現実化の難易度を測ることができます。潜在的にその流れがすでにあるかどうかがイメージのしやすさと関わっています。

祈っているのだけれど、同時にリーディングがおこなわれています。送信と受信が同時におこなわれているようなものです。

成功哲学では「成功者はすでに成功した場面をありありとイメージした。だからありありとイメージすれば誰でも成功できる」といいますが、誰もがありありと成功をイメージできるわけではありません。望んでいてもイメージがぼやけたり不安がもたげたりします。

病気の人の健康を願って、イメージのしやすさで潜在的流れをある程度予測できるかもしれません。でも本人に伝えることが役にたつ場合にかぎって伝えるべきだろうと思います。ただ知ってることをなんでも言うことは、悪い暗示を与えたり、エレメンタルを共同創造してしまう可能性があります。知恵と力と愛のバランスが大切です。流れがあまりよくなくても、イメージをし続けることで、影響を与えることができます。

イメージは万人が共有する内的世界とつながっています。『ユダヤ人大富豪の教え』の本田健さんは、「あなたが成功することを応援する」という署名を1000人からもらいました。成功したいなら署名運動でなくてもそのようなことが必要です。心の世界は主語と目的語があいまいで交換可能な世界なので、「すべての人の幸せを本気で祈り貢献する」という姿勢を自分がもつことが大切です。

(つづく)
(注:これらは今のところの私の理解です。変化していく可能性のある意見です)