精神世界の知恵をダウンロードするの術
VOL-2





「ん?」と思うコトがあったら、とりあえずチェックすること

<解説>

嫌な出来事は早めに学んで終わらせましょう。似たようなことが何度も起きないようにするコツです。

相手がいる場合、相手側の原因と、自分側の原因があります。ふたつの線がクロスして出会いが起きるので、それぞれ人生のストーリー上の必然性があるのです。「ただ巻き込まれる」ということはありません。(と思っておきましょう)

出来事の意味をアレコレ読み取る習慣ができると、事前にわかることが多くなって、驚くことが少なくなって、コントロールもしやすくなります。(イイことづくめ)

嫌なことから肯定的な結果を生み出していける人は、両者にとって良い解決策を探そうとします。「どっちかが悪い」と思わないで、「何が起こっているのかな」と考えれば、相手の人を脅かさなくてすみます。だから嫌な体験をすることが減ってきます。

スピリチュアルな考え方をする人は、喫茶店で嫌な態度を取られたら、もうその店には行かないとしても、その出来事に出会った自分側の理由を考えます。ただ相手のせいにして終わる、ということはしません。



    <よくある可能性>

○自分が同質のエネルギーを発している。
VOL・1のことです。
自分にとって「重要ではない」ところで発しているエネルギーも点検の対象です。すれ違う車や、お店の人や、家族に対してもです。意識できる範囲を広げて、自分を観察します。


○信念や偏見を持っていて、予想していた通りになった。
信念を追って確認するような出来事に出会うので、出来事を見て信念を固めてたら変化が起きにくい。あるいは遅いです。


○その時しようとしてたことを、望んでいない部分がある。
ひとくちに「自分」といっても、ひとつの意見でできてるワケではありません。『なまけものの悟りかた』にあるように「私たちの意識は市長のようなもの」。市民の数10%が反対していると、共時性的にNOが現れます。

小林正寛氏は「風は吹いているか」、「川は流れているか」という問いで、共時性を見るように勧めています。共時性のNOを無視して突き進むと、艱難辛苦の道だったりします。そもそも自分の中の反対をただ無視するだけってのは優しさに欠けます。

○自分が望んでいる(過去に望んだ)ことに必要な力を育てるための出来事。
何かを望んで、今それを受け取るだけの資質がない場合、その資質を育てるために、横道に引っ張り込まることがあります。
(キャーしんどい。こんなことなら・・・思うこともアル)


○そもそも相手に被害感情を感じさせている。
必ずしも自分に非があるとは限りません。
でも相手のストーリーを理解すれば、相手の反応もいたしかたないとわかるし、許しやすいです。そうすれば、脅かさないコツもわかるので、変化も起こしやすくなります。