[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第91回]
●簡単なサンプルプログラム(2)
前回お見せしたサンプルプログラムをQuartusUでコンパイルしていただくために、ホームページからコピーしてそれをハードディスクに保存するところから作業していただくことになります。
[第82回]で説明した通りに作業していただければよろしいのですが、毎回ホームページからリストをコピー&ペーストするというのも手間がかかることですし、コピーミスの可能性も出てきます。
そこで今回はほんのすこしだけですけれど、手間が省けるようにしました。
その前に。
ひとつだけ準備をしておくことがあります。
●新しいプロジェクトは新規フォルダに
QuartusUの場合、新しいプロジェクト(つまり新しいVHDLプログラム)はaltea¥13.0sp1の下に新しくフォルダを作成してそこに入れるようにします。
プロジェクトなどというとすぐにその下にいっぱい複数のプログラムを並べて、なんてイメージを浮かべがちですが、たかだか128個ていどのmacrocellしかないCPLDで、それはありませんでしょう。
ちょっと大きなプログラムを書いただけでもすぐにパンクしてしまうのですから。
ここはプロジェクト=プログラムと考えたほうがシンプルでわかりやすいと思います。
そういうことで、まずは今回の作業のために新しいフォルダを用意します。
フォルダはC:¥altera¥13.0sp1の下に作ります。
今回作成するフォルダ名はプロジェクト名=プログラム名=trngsmpl1です。
エクスプローラでC:ドライブ→altera→13.0sp1フォルダを開きます。
「ファイル」をクリックして開くメニューの「新規作成」を選択し「フォルダ」をクリックします。
13.0sp1フォルダに「新しいフォルダ」ができました。
その「新しいフォルダ」を「trngsmpl1」に書き換えます。
これで準備ができました。
次は前回お見せしたtrngsmpl1.vhdファイルのコピーです。
下にリンクを用意しました。
本当はVHDファイルなのですが、最近はセキュリティだとかなんだとか色々うるさいガードがかかったりして難儀をします。
ですので拡張子はそのまんまのtxtにしてあります。
下のリンクをクリックするとプログラムがテキスト表示されます。
表示の適当なところを右クリックして「名前をつけて保存」を選びます。
プラウザやシステムによっては、「名前をつけてリンク先を保存」「名前をつけてページを保存」などの表示になることもあります。
またリンクを開かないで、そこで右クリックして、メニューから「名前をつけて保存」を選ぶという方法もあります。
trngsmpl1.txt
とにかくそのように操作すると保存先が開きますから、さきほど作ったC:¥altera¥13.0sp1¥trngsmpl1フォルダを開いて、そこに保存します。
保存したあとで、拡張子をtxtからvhdに書き換えてください。
あ。
Windows10の場合、デフォルトの設定ではファイルの拡張子は表示されないようになっています。
拡張子が表示されないままだと作業に支障がでてきます。
説明が後先になってしまいました。
エクスプローラでtrngsmpl1フォルダを開いて(実はどのフォルダでもよいのですが)左上の「フォルダ」をクリックしてください。
そして「ファイル名拡張子」のところにチェックを入れてください。
そのようにして、拡張子を表示する設定にしたあと、txtをvhdに書き換えました。
本日はここまでです。
次回に続きます。
CPLD入門![第91回]
2019.7.19upload
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