CPLD+SIMMを使ってUSBプロトコルの解析を!
VHDLを速習! XC95144XL+16MB・SIMMを使ってUSBプロトコルアナライザを作ってしまいました!
主目的は差し迫った事情からUSBプロトコルの解析をすることだったのですが、その手段として選んだのがコレ!
[第81回]
●VHDL開発ツール ALTERA QuartusUウェブ・エディション(V13.1)のセットアップ
前回からの続きです。
前回はALTERA QuartusUウェブ・エディションのV13.1をダウンロードしたところまでを説明しました。
ダウンロードしたQuartus−web−13.1.0.162−windows.tarをマウスでつまんでデスクトップのLhaForgeアイコンのところまで持っていって、そこで離します。
解凍が開始されました。
解凍が完了するとデスクトップにQuartus−web−13.1.0.162−windowsフォルダが作成されます。
フォルダを開くとsetup.batがあります。
setup.batをダブルクリックするとセットアップが開始されました。
今回は「64bit専用ソフトです」などというメッセージは表示されず、普通にセットアップが開始されました。
今回は期待してもよさそうです。
「Next」をクリックします。
License Agreementです。
I accept the agreementを選んでNextをクリックします。
Xilinxに比べるととても簡単です。
インストールするディレクトリの指定です。
ここはデフォルトのままでよいでしょう。
そのままNextをクリックします。
コンポーネントの選択です。
どれを選べばよいのかわかりません。
とりあえず全部選択しておきましょう。
あっと、現在セットアップ中のパソコンはWindows7 32bitですから、64−bit supportは不要でしょう。
それのみ外してあとは全部選択してNextをクリックします。
インストールの準備ができました。
ディスクに13.4GBの空きスペースが必要です。
結構なスペースです。
一昔前ならこれだけで頭をかかえてしまうところですが、いまなら大抵は余裕でいけます。
問題がなければNextをクリックします。
インストールが開始されました。
無事インストールが完了しました。
Finishをクリックします。
TalkBackシステムについての許可を求められます。
なんたってただで使わせていただくわけですから、情報収集に協力するのは市民の義務でありましょう。
Enableにチェックを入れてOKをクリックします。
有償版を買うか?とのお尋ねです。
いえいえ。とりあえずは無償版だけで結構です。
Run the QuartusU softwareを選択してOKをクリックします。
おお。
QuartusU32−bitが立ち上がりました。
むむ。
これだけじゃあまだどう使えばよいかわかりませんが、まずはセットアップ成功です。
デスクトップにQuartusU13.1(32−bit)Web Editionアイコンが作成されました。
さて、これでXilinxとAlteraの両方の開発ツールをインストールできました。
私はXilinxのISE Design Suiteを使っただけで、まだAlteraのQuartusUWeb Editionは使っていませんから、単純に両者を比較することはできませんが、少なくともユーザー登録からセットアップ完了までの手続きに限って比較するならば、これはもう文句なしにAlteraに軍配が上がります。
ええ、100%Alteraの勝ちでありましょう。
Xilinxの場合にはなんでそこまで面倒なことをせにゃならんのか、とつい愚痴りたくなります。
一言で両者の印象を述べてみますと。
Xilinxはもう超尊大でありますね。
もそっとお手柔らかにお願いしたいものであります。
それに対しましてAlteraはこれはもうフレンドリーでありましょう。
仲良くしたいなあ、という気になります。
もっともその印象と、開発ツールの使い勝手はまた別かもしれませんし、肝心なのはあくまで製品の長短でありますから、どちらのCPLDやFPGAが使い易いかということが最重要です。
ま。
せっかくこうやって開発セットもインストールできたことでありますし、VHDLにも少しは慣れたことでもありますから、これからは時間をみつけていろいろさわってみることにしたいと思っております。
CPLD+SIMMを使ってUSBプロトコルの解析を![第81回]
2014.7.12upload
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