2012.7.20
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第178回]


●Z80逆アセンブラ

ND80ZVにはMSDOSプロンプト(コマンドプロンプト)上で実行するZ80アセンブラ(ZASM.COM)が附属しています。
また同様にMSDOSプロンプト(コマンドプロンプト)上で実行するZ80逆アセンブラ(ZDAS.COM)も附属しています。

[第157回]から説明をしてきました、MBASICやF80(FORTRAN80)がND80ZVのCP/M互換DOS上で実行できるようになるまでの苦闘の過程では、このZ80逆アセンブラがずいぶんと役に立ちました。

もっともND80ZVに附属のZ80逆アセンブラは、当初は逆アセンブルできるプログラムサイズに制限があって、大体4KB程度までしか逆アセンブルできませんでした。
そもそも通常逆アセンブルして何かをしようとする場合に、10KBも20KBもあるようなプログラムを逆アセンブルするなどということは、はっきり言って狂気の沙汰でありましょう。
ですから4KBもできれば実用上は問題ないのではありませんか、ということでそのままにしてきたのですけれど。

MBASIC.COMはなんと24KBもあるのです。
あ。
F80.COMは28KBもあります。
それを逆アセンブルしようというのですから、自分で言っておいて何なのですが、正気の沙汰ではありませぬ。

ええ。
目が血走っております。
しかし。
あかんではないか。
4KBでアウトになってしまっては。
使い物になりませぬ。

で。
どうしたかと言いますと。
もちろん、28KBでも逆アセンブルできるように、ZDAS.COMを直してしまいましたよ。

こうなると、自分でも何をやっているのかわからぬ状態でありまして。
我に七難八苦を与えたまえ。
もう、山中鹿之助の心境でありますね。
自虐そのものであります。
だんだん快感を感じるようになってきたりして。

あの。
私は昔人間でありまして。
どうもプログラムリストを画面で見ただけではさっぱり頭に入りません。
やっぱり紙に印刷されたものを見ませんと、理解できませぬ。
おいおい。
ひょっとして。
バイナリで20KB以上もあるものを逆アセンブルして、そのリストをプリンタで出力しよう、なんてんじゃないでしょうね。
え。
そうしましたですよ。
だって。
そうしなきゃ理解できないものですから。
仕方がありませんでしょお。

こんなになってしまいました。
あ。
MBASICだけではなくて、F80とそれから間違えてM80までやってしまいましたのでこれだけのボリュームになってしまったのですけれど。

比較のために「トランジスタ技術」も並べて撮りました。
しっかり付箋がついておりますでしょう。
我ながら。
正気の沙汰ではないなあ、と思います。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第178回]
2012.7.20upload

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