2012.9.13
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第215回]


●ファンクションコール11H(最初のファイルサーチ)の再テスト

テスト作業もいよいよ最終局面に近付いてきました。
残るはランダムアクセスファイル関係のファンクションコールのみです。
ランダムアクセスファイルについては[第145回]からテストを行っています。
ランダムアクセスファイルについては、本来は2バイトのレコードbナアクセスするべきところを、[第145回]以降のところでは、仮RAMディスク版でRAMディスク容量が極端に少ないため、1バイトのレコードbナテストを行ないました。
そして2バイトのレコードbノついては、[第151回]になってから、ようやくテストを行ないました。

今回は最終的なCP/M互換DOSのテスト作業ですし、仮RAMディスクと違って2MBもの大容量の仮想フロッピーディスクドライブが対象ですから、1バイトのレコードbナのテストではかえって実情に合いません。
すると1バイトのレコードbナランダムアクセスのテストをしております[第145回][第150回]は飛ばしてしまって、[第151回]をベースにしてテストを行なうべきということになるのかも、と思います。

そういうことでよいのかどうか、それを確認するために、とりあえず[第145回]を読み直していましたら、
   ●ファンクションコール11Hの修正
というタイトルが目につきました。
ファンクションコール11HのテストプログラムはVFTST10です。
VFTST10を使ったテストは[第204回]で行ないました。
そのもとになったテストプログラムはFTST10で、[第138回]でテストを行なっています。

ところが[第145回]では、「[第138回]のテストで別のドライブを指定してのテストを行なっていなかったため、あらためてテストしてみたところバグがみつかりました」、と書いています。

むむ。
確かに。
あらためて[第204回]を読み直してみましたら、[第204回]で行ったVFTST10のテストでも、別のドライブに対するテストは行なっていませんでした。

まさかとは思いますけれど。
念の為に[第145回]にならって、VFTST10を使って再テストをしてみることにいたしました。

テストの結果はログファイルでお見せします。

logfile nd80zlog\09132050.txt open

ND80ZVに接続しました
0001 0000 - z
1000 00C3 - 
*** nd80z3 basic ****
can't open D.vfd
>jp d233

A>vftst10 b:*.*
TEST2.COM
MBASIC.COM
MBASIC.COM
F80.COM
F80.COM
HELLO.FOR
HELLO.REL
L80.COM
FORLIB.REL
FORLIB.REL
HELLO.COM
end
A>b:
B>a:vftst10 a:*.*
F80.COM
F80.COM
HELL1.FOR
HELL1.REL
HELLO.FOR
HELLO.REL
HELL2.FOR
HELL2.REL
HELL3.FOR
HELL3.REL
M80.COM
M80.COM
MVFTST1.MAC
MVFTST1.REL
MVFTST1B.MAC
MVFTST1B.PRN
MVFTST1B.REL
MVFTST1C.MAC
MVFTST1C.PRN
MVFTST1C.REL
L80.COM
MVFTST1C.COM
VFTST1.COM
FORLIB.REL
FORLIB.REL
HELLO.COM
MVFTST1D.MAC
MVFTST1D.PRN
MVFTST1D.REL
MVFTST1D.COM
MVFTST1E.MAC
MVFTST1E.PRN
MVFTST1E.REL
MVFTST1E.COM
MVFTST1F.MAC
MVFTST1F.PRN
MVFTST1F.REL
MVFTST1F.COM
MVFTST1G.MAC
MVFTST1G.PRN
MVFTST1G.REL
MVFTST1G.COM
VFTST9.COM
VFTST2.COM
VFTST4.COM
VFTST5.COM
VFTST4-1.TXT
VFTST16.COM
TESTDATA.TXT
VFTST14.COM
VFTST6.COM
VFTST7.COM
VFTST8.COM
VFTST10.COM
FNC0BT-2.COM
FNC06T-2.COM
FNC03T-2.COM
VFTST102.COM
VFTST105.COM
VFTST11.COM
VFTST12.COM
VFTST13.COM
VFTST18.COM
VFTST19.COM
VFTST15.COM
VFTST17.COM
VFTST107.COM
end
B>end of ZBDOS
>0000 00C3 - 
リモート接続を終了しました
logfile closed at Thu Sep 13 20:52:36 2012

最初にAドライブで
A>VFTST10 B:*.*
を実行しました。
Bドライブのファイル名が表示されました。

次にカレントドライブをBドライブにして、
B>A:VFTST10 A:*.*
を実行しました。
今度はAドライブのファイル名が表示されました。

特に問題は無いようです。

なおMBASIC.COMやF80.COMが2つずつ表示されていますが、MBASIC.COMやF80.COMはファイルサイズが大きいため、FCBエリアが2つになっているためで、プログラムのバグではありません。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第215回]
2012.9.13upload

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