復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります!
[第330回]
●MIDIで苦戦
[第328回]に書きましたように、E−80(仮称)ミニコンはMIDI(Musical Insturument Disital Interface)を搭載しています。
恥ずかしながら、私は今までMIDIは全くさわったことがありません。
全くの知識ゼロです。
しかしY様からMIDIの概要について説明をしていただき、つまりはMIDIといっても基本的にはRS232Cと同じハード、ソフトでよく、ただボーレートが31.25Kbpsであることと、送受信部分が固有の回路になっていることが異なっているだけで、それほど特殊なものではない、ということが大体納得できましたので、MIDIを含めて設計することになりました。
当然MIDIソフトウェアについては全くわかりませんし、知識ゼロからそんなところに首をつっこんだりしましたら、それこそ収拾がつかなくなってしまいますから、Y様には、「中日電工はMIDIについてはハード面だけを担当するということでよろしいですね」と念を押しまして、それでよろしいというご返事をいただきました。
それならどうしてMIDIで苦戦などすることになってしまったのか、といいますと。
ええ。
ハードだけでしたら、苦戦などせずに済んだのでありますが。
あ。
本日はちょっと時間がありません。
ですので、詳しくは次回に説明をすることにいたしまして、今回はMIDI関係の回路図だけをお見せすることにいたします。
こちらはMIDIの受信、および送信部分です。
上図のRXD、TXDはPIC16F886につながっています。
pin17、pin18です。
PIC16F886とCPUとのデータの受け渡しはロジックICのI/O回路によって、8ビットのハンドシェークで行ないます。
その部分は上図のほかに、下図も一部が関係しています(74HC125pin5,pin9)。
さらにシステム用の82C55の出力も関係しています(PC2出力)。
そのあたりの詳細につきましても、次回以降に少しずつ説明をしていくことにいたします。
ワンボードマイコンでCP/Mを![第330回]
2013.2.27upload
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