復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります!
[第412回]
●今度はLOADコマンドでエラーです
やっとFORTRAN80のエラーに対処してやれやれと思ったところだったのですが。
別のお客様から、LOADコマンドでエラーになります、というメールをいただきました。
CP/Mをさわったことがある方でしたらご存知と思います。
LOADコマンドはトランジェントコマンドのひとつで、その名前からイメージする機能とは大きく異なっています。
HEX(おそらくインテルヘキサ)形式でセーブされたファイルを読み込んで、COMファイルとしてセーブするコマンドです。
トランジェントコマンドというのはCP/Mプログラム(CCP、BDOS、BIOS)に含まれているコマンドではなくて、アプリケーションとして配布されていたプログラムで、ユーザープログラムと同じように0100H番地からロードされて実行されるCOMファイルです。
このお客様はLOADだけではなくて、そのほかCP/Mで用意されていたいろいろなトランジェントコマンドをZB3DOSで試してみられたそうです。
その動作報告もいただきました。
こうやって皆様にいろいろ試していただきますと、とても助かります。
有難うございました。
そのご報告の内容やら、トランジェントコマンドファイルの入手先やらにつきましては、また次回以降にご説明をいたします。
今回はそのLOADコマンドのエラーのお話です。
ログファイルをメールに添付して送っていただきましたので、そのエラーの部分をお見せします。
A>asm dump2 CP/M ASSEMBLER - VER 2.0 0257 002H USE FACTOR END OF ASSEMBLY A>load dump2 ERROR: NO MORE DIRECTORY SPACE, LOAD ADDRESS 0100 |
A>dir A: ASM COM : DDT COM : DISKDEF LIB : DUMP COM A: ED COM : LOAD COM : PIP COM : STAT COM A: DUMP ASM : CREF80 COM : DUMP2 ASM : MBASIC COM A: F80 COM : FORLIB REL : L80 COM : LIB80 COM A: M80 COM : OBSLIB REL : DUMP2 PRN : DUMP2 HEX A: MON9 COM : MON COM A> |
A>load dump2 INVALID HEX DIGIT LOAD ADDRESS 0100 ERROR ADDRESS 0100 BYTES READ: 0100: |