2015.10.9
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新製品の紹介(プチ連載です)
周波数カウンタ組立キット

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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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[第21回]


●GPSで1PPSを(9)USBインターフェース(3)

前回からの続きです。
どうやらUBX−1612はUSBコネクタにそのまま接続して使うことができるらしいということがわかりましたので、さっそくUSBコネクタを取り付けました。
下はUSBコネクタを追加した回路図です。


USBコネクタはMYCPU80用の基板を利用しました。


こちらは基板裏の配線の様子です。


UBX−1612の配線まわりを拡大しました。

さきほどの回路図ではUSBデータラインに27Ωが入っていますが、このときは直結しています。
27Ωはやっぱり入れておいたほうがいいかなあ、ということで後になって回路図の通りに入れました。

●ドライバのインストール

これで準備ができましたので、さっそくUSBケーブルでパソコン(Windows7)に接続してUBX−1612基板の電源を入れたところ、前回書きましたように「ドライバが見つかりません」というメッセージが表示されてしまいました。
ドライバはUbloxのサイトにありました(下のリンク)。
https://www2.u-blox.com/ja/drivers-a-middleware/usb-drivers.html
ドライバーのダウンロードページです。

Windows 8/7/Vista/XPのリンクをクリックします。


ubloxGnss usbcdc windows 3264 v1.2.0.8.exeをダウンロードし実行します。

ドライバが組み込まれ、u−blox Virtual COM Portが認識されました。


●Tera Termでデータを表示する

フリーのターミナルソフトTera Termで受信し表示させてみました。
窓の杜のTera Termのダウンロードサイトです(http://www.forest.impress.co.jp/library/software/utf8teraterm/)

Tera Termを起動すると「新しい接続」画面が開きます。

「シリアル」を選択して右の▼をクリックするとu−blox Virtual COM Portが表示されるので、それをクリックすると受信データの表示が開始されます。

●受信データは表示されたのですが…

オb7オb7オb8オb8オb8オb8オb8オb8オb8オb8オb8$GPTXT,01,01,02,u-blox ag - www.u-blox.com*50
$GPTXT,01,01,02,HW  UBX-G70xx   00070000 *77
$GPTXT,01,01,02,ROM CORE 1.00 (59842) Jun 27 2012 17:43:52*59
$GPTXT,01,01,02,PROTVER 14.00*1E
$GPTXT,01,01,02,ANTSUPERV=AC SD PDoS SR*20
$GPTXT,01,01,02,ANTSTATUS=OK*3B
$GPTXT,01,01,02,LLC FFFFFFFF-FFFFFFFD-FFFFFFFF-FFFFFFFF-FFFFFFF9*53
$GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53
$GPVTG,,,,,,,,,N*30
$GPGNS,,,,,,NN,00,99.99,,,,*63
$GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48
$GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.99*30
$GPGSV,1,1,01,18,,,23*70
$GPGLL,,,,,,V,N*64
$GPGST,,0.0000,,,,3750000,3750000,3750000*78
$GPZDA,,,,,00,00*48
$GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53
$GPVTG,,,,,,,,,N*30
$GPGNS,,,,,,NN,00,99.99,,,,*63
$GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48
$GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.99*30
$GPGSV,1,1,01,18,,,22*71
$GPGLL,,,,,,V,N*64
$GPGST,,0.0000,,,,3750000,3750000,3750000*78
$GPZDA,,,,,00,00*48
$GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53
$GPVTG,,,,,,,,,N*30
$GPGNS,,,,,,NN,00,99.99,,,,*63
$GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48
$GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.99*30
$GPGSV,1,1,01,18,,,20*73
$GPGLL,,,,,,V,N*64
$GPGST,,0.0000,,,,3750000,3750000,3750000*78
$GPZDA,,,,,00,00*48
$GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53
$GPVTG,,,,,,,,,N*30
$GPGNS,,,,,,NN,00,99.99,,,,*63
$GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48

受信データの表示は開始されたのですが、すぐにハングアップしてしまいます。
電源を再投入してやり直しても同じです。
確実なデータの受信までいかないうちにハングアップしてしまいます。
やはりどこかがダメージを受けてしまっているようです。

もはやここまでか。
ついに諦めて、決断しました。

●もう一度購入することに…

諦めて、もう一度UBX−1612を購入しました(涙)。
本当にとほほ、です。
こんなことなら最初から完成品を購入したほうが安く上がりました。
骨折り損のくたびれもうけです。

いえいえ、マイナス思考はいけませぬ。
こうやって授業料を払いながら人は成長するのであります(涙)。

ダメージを受けてしまったUBX−1612を外して、新たに入手したものに取り替えました。

上のほうにある写真と比べてみてください。
もとは1番ピンを示すためにマジックでつけた印が赤色ですが、今回はそれが黒色になっています。

周波数カウンタ組立キット[第21回]
2015.10.9upload

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