標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第302回]
●組立説明書の [2]メモリ(RAM)回路とスイッチ入力回路 の続きです
☆☆☆前回、組立説明書の説明図を描く部分が減ったので、説明書の作成作業が楽になりました、と書いたのですけれど、まだまだ描かなければいけない説明図が次々に出てきてしまって、相変わらず大変です。
☆☆☆
●2−7.発光ダイオードの取付け
下の表にしたがってLED(発光ダイオード)を取付けてハンダ付けをします。
LEDは実装密度が高くて抵抗など他のパーツと同じ文字サイズで部品番号を表示することができません。
小さい文字で番号のみを表示してあります。
番号のほかに信号名も表示してありますが、略記してあるものも多いので、番号と合わせて取付け位置を確認してください。
Rは赤色、Yは黄色、Gは緑色、の発光ダイオードです。
| 部品番号 | 信号名 | 色 |
| 230 | A15 | R |
| 231 | A14 | R |
| 232 | A13 | R |
| 233 | A12 | R |
| 234 | A11 | R |
| 235 | A10 | R |
| 236 | A9 | R |
| 237 | A8 | R |
| 238 | A7 | R |
| 239 | A6 | R |
| 240 | A5 | R |
| 241 | A4 | R |
| 242 | A3 | R |
| 243 | A2 | R |
| 244 | A1 | R |
| 245 | A0 | R |
| 246 | D7 | R |
| 247 | D6 | R |
| 248 | D5 | R |
| 249 | D4 | R |
| 250 | D3 | R |
| 251 | D2 | R |
| 252 | D1 | R |
| 253 | D0 | R |
| 273 | MRD | Y |
| 274 | MWR | G |
| 275 | IOR | Y |
| 276 | IOW | G |
| 277 | BUSAK | R |
| 278 | Exclk/step | R |
| 279 | InRD | R |
| 280 | HLTA | R |
発光ダイオードには向きがあります。向きを間違えないように十分注意して取付けてください。
●2−8. トランジスタの取付け
下の表にしたがってトランジスタを取付けてハンダ付けをします。
トランジスタは2種類あります。間違えないようによく注意して取付けてください。
| 部品番号 | 部品名 |
| T1 | C1815 |
| T2 | A1015 |
トランジスタには向きがあります。
下の図をよく見て、間違えないように取付けてください。

●2−9. ディップスイッチの取付け
下の表にしたがってディップスイッチを取付けてハンダ付けをします。
| 部品番号 | 部品名 |
| DS1 | 8PDIPSW |
| DS2 | 4PDIPSW |
ON/OFFの向きの都合で、天地を逆にして取付けます。

●2−10. 4Pショートストラップの取付け
SP1に4Pショートストラップを取付けてハンダ付けをします。

●2−11.プッシュスイッチ(大)の取付け
下の表にしたがってPUSHスイッチ(大)を取付けてハンダ付けをします。
PUSHスイッチはキースイッチ本体とキートップに分かれています。
先にスイッチ本体をハンダ付けしてから、キートップを取付けます。
| 部品番号 | 部品名 | 摘要 |
| PS1 | WRITE | pushsw(大) |
| PS2 | STEP | pushsw(大) |
PUSHスイッチは3組ありますが、仕入れの関係でキートップの色は特に決まっていません。色が異なるだけで同じキースイッチですから、色にはこだわらないで取付けてください。
PUSHスイッチには天地、左右はありませんが、端子の間隔がタテとヨコとで異なっています。
プリント基板の取付穴に合う向きに取付けてください。
●2−12.トグルスイッチの取付け
ディップスイッチDS2とトランジスタT1ではさまれた範囲にある、A3〜A0、D7〜D0の5pinのランド穴にトグルスイッチを取付けてハンダ付けをします。
トグルスイッチには向きはありません。

以上で、[2]メモリ(RAM)回路とスイッチ入力回路のハンダ付け作業は完了です。
最後に、ICソケットにRAMを実装します。
●2−13.RAMの実装
IC261のICソケットにRAM(LY62256)を実装します。
向きを間違えないように、下の図をよく見て取付けてください。

ICは端子が外に少し広がっているので、そのままではICソケットにうまく差し込むことが出来ません。
そこでICをソケットに差し込む前に、机の上などの平らで硬い面に横向きに置いて、ICの端子がほぼ直角になるように上から少し力を加えて整形します。
このとき余り強く押し過ぎると、端子が直角よりもさらに鋭角に折れ曲がってしまいますから、加減しながら力を加えるようにします。

2009.8.8upload
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る