標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第352回]

☆☆☆[第347回]にUPしました、緊急のご連絡はお読みいただきましたでしょうか?
[第346回]に書きましたように、突然の災難で、メールに使っていたパソコンのハードディスクがダウンしてしまって、ご購入者様のメールアドレスも消えてしまいました。
メールでお知らせできませんので、とりあえずホームページ上でお知らせしております。

●組立作業がどんどん進んでいます

何回も紹介させていただいているYT様のブログです。
FIAT500と洗車の日々・・・(http://plaza.rakuten.co.jp/flyback/)

訪問させていただく度に作業がすすんでいます。
[6]のINR/DCR回路まで進んでいました。
順調に進んでいるようで、すごくうれしいです。

☆☆☆さてこちらは、51Ωの追加改造の説明です。
皆様にお手数をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。☆☆☆

●51Ωの追加改造の説明です

前回説明しましたように、RAM(IC261)の電源ライン(28pinにつながっているライン)をカットしてそこに51Ωの抵抗を追加します。ちょうどRAMの28pinとR118が接近しているので、その間に51Ωを取り付けることにします。

1)最初に電源のライン(銅のプリント配線パターン)をカットします。
基板の裏側の写真です。

IC261(RAM、LY62256)の28pinのすぐ近くをタテに通っている細いラインが電源ラインです。
28pinのすぐ上に抵抗R118があります。
この28pinとR118の間のラインをカットします。
赤丸で囲った部分です。

2)拡大した写真です。
矢印のところをカットします。


3)カッターナイフを使います
基板配線をカットする道具もあるのですが、配線パターンが細いので、市販のカッターナイフで十分カットできます。

ごく普通のカッターナイフです。
いっしょに写っているのは、できたばかりのTK80回路の操作説明書です(ずいぶん手間がかかりました)。
近日中にお届けできる予定です。

4)配線のカットの仕方です

カッターナイフは基板面に垂直に当てるよりも少し傾けた方がカットしやすいです。
引いて切るというよりも、斜めに押さえつけて銅のパターンに切りこみを入れる気持ちで刃を使います。すぐ近くに接近して別の線が通っていますから誤って切ってしまわないように注意しながら作業をします。
切りこみをいれたら今度は刃を反対に傾けて使い、くさび形に切りこみを入れます。
少しずらして切りこみを複数いれて、その間を削り取るようにします。

5)こんな感じです

見本のつもりで2箇所カットしていますが、もちろん1箇所だけでいいです。
すぐ右側のラインを傷つけないように注意してください。

6)カットしたところがよく見えるようにもっと拡大してみました


7)51Ωを取り付けます(まず片方をハンダ付けします)

最初に51Ω抵抗の片方のリード線を短くカットして、R118のハンダ付け部分に、ハンダ付けをして固定します。

8)51Ωのもう片方をハンダ付けします

51Ωのもう片方のリード線をRAMの28pinにハンダ付けします。

9)最後にリード線をカットして出来上がりです


10)51Ωを追加しても、TK80回路の動作には全く支障はありませんでした


本日は時間が無くなってしまいましたので、51Ωは明日郵送(発送)いたします。
2009.10.4upload

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