2014.11.30

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MYCPU80でCP/Mを!
超巨大基板の8080互換HCMOS・CPUでCP/Mを走らせてしまおうという、なんとも狂気なプロジェクトです!


[第74回]


●ZB3BASICの組込み作業が終りました

前回に書きました未検証のマシン語モニタコマンドの動作確認が済みました。
今度こそ本当にZB3BASICの組込み作業完了です。
あ。
忘れているわけではありません。
もちろんこれで全て完了ということではありません。
これからやっと当テーマの本来の目的でありますZB3DOS(CP/M互換DOS)の組込み作業にかからなくてはいけません。
ええ。
引き続き今度はそのCP/M互換DOSの組込み作業にかかります。
まだまだ多忙な日々が続きそうです。

そうそう。
前回やり残したマシン語コマンドの組込み検証作業を行なうついでに、BASIC命令を1つ追加しました。

●BEEP

BEEP命令はND80ZV(ND80Z3.5)では未実装ですが、葛Z術少年出版の吉崎様から「Legacy8080でCP/M起動時にBEEP音が欲しい」とのご依頼でそのようにしました時についでにLegacy8080用のZB3BASICに組込みました。
それを今回はMYCPU80用のZB3BASICにも組み込んで使えるようにしました。

[書式]BEEP n

外部に接続したスピーカーから n の値で決る高さの音を約0.1秒間出力します。
nは255以下の整数またはその値をとる変数、配列、数式、関数(いずれも整数型)が記述できます。
出力される音の高さ(周波数)はn×20(μs)の逆数で求められます。

(計算例)
n=100 100×20=2(ms) f=500Hz
n=200 200×20=4(ms) f=250Hz
n=250 250×20=5(ms) f=200Hz

[参考]
一般に楽器などで基準音とされる中央のラの音は440Hzです。
1オクターブ上のラの音は880Hz、1オクターブ下のラの音は220Hzです。

[使用例]
10 FOR A%=250 TO 125 STEP −17
20 FOR B%=0 TO 10
30 BEEP A%
40 NEXT B%
50 NEXT A%

MYCPU80でCP/Mを![第74回]
2014.11.30upload

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