トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第104回]
●トランジスタ版XOR回路(3)
前回回路図上で動作の確認をしてBS250を2SA1015に置き換えたトランジスタ版XOR回路をジャノ目基板に組みました。
●動作の確認をしました
AとBに+5Vまたは0Vを与えて出力を確認しました。
下はAもBも未入力のときです。
入力にはプルアップ抵抗がつけてありますから、なにも入力しないときはHが入力されたことになります。
つまりA=1、B=1です。
右中央のLEDはA入力を表示しています。
左下はB入力です。
右下はX出力です。
出力LEDは消灯していますから、X=0です。
今度はAもBもGNDにつなぎました。
A=0、B=0です。
X出力のLEDも消灯しています。
X=0です。
A=1、B=0にしました。
出力LEDは点灯しています。
X=1です。
その辺にころがっていたLEDを使ったのですが輝度が低かったようです。
入力LEDに比べて表示が暗いのはLEDのせいで、回路に問題があるということではありません。
A=0、B=1にしました。
出力LEDは点灯しています。
X=1です。
●パルスを入力しました
上記はスタティックな状態のテストです。
今度はパルス信号を入力して応答波形を確認してみます。
Aに1MHz、Bに2MHzのパルスを入力しました。
上側(CH1)はA入力(1MHz)で下側(CH2)は出力です。
B入力(2MHz)は見えませんが、CH1の波形から、CH1の1/2の周期で、左からL、H、L、H…であることがわかります。
下側(CH2)はそのときのX出力で、XOR出力になっていることがわかります。
CH2のH出力の波形が低いのは出力回路にダイオードが入っているせいです。
トランジスタでCPUをつくろう![第104回]
2015.7.29upload
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