トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第165回]
●バイナリカウンタ回路
前回は74HC74回路が必要と書きましたが、正確に言うとバイナリカウンタ回路が必要です。
ここで検討するのは「74HC74と同じ動作をする回路」ではなくて、トランジスタCPU回路でバイナリカウンタとして使うための回路です。
74HC74に近い動作をする回路ですが、厳密には74HC74と同じ動作をすることにこだわった回路ではありません。
ここでこだわったのは、ラッチ回路のQ_出力をD入力につないでクロックを入力したときに、クロックの立下りでD入力がラッチされてQ、Q_から出力されますが、その出力は次のクロックの立下りのときまで変化しない回路、というところです。
今まで説明してきました74HC75型のラッチ回路をもとにして、下の図の回路を考えました。
図の上半分と下半分が同じ74HC75型のラッチ回路になっています。
上が信号の前半部分、下が後半部分になります。
回路図のさらに下側にクロック回路があります。
クロックの立下りで前半のラッチ回路をアクティブにし、クロックの立ち上がりで後半のラッチ回路をアクティブにします。
説明の途中ですが本日は時間がなくなってしまいました。
続きは次回にいたします。
トランジスタでCPUをつくろう![第165回]
2019.10.3upload
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