2021.6.26
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第367回]



●また作り直しです

このところ書いておりますように、PC(プログラムカウンタ)試作基板を発注したところ、一度ならず二度までも完全に裏表が逆の試作基板が送られてきました。
しかし使えないわけではありません。
裏を表、表を裏と考えて基板の「裏側」に部品を実装すれば使えます。
一度目はそのようにして部品を実装して動作テストをしましたが、二度目の基板も同じです。
一度目のところでも書きましたが、そのようにするとシルク印刷が「裏側」になってしまいますから、シルク印刷を頼りに部品実装をすることはできません。
しかしそこはそれ自分で作図した基板ですからシルク版面図をプリントアウトしてそれを見ながら部品を実装すれば、まあまあなんとかなります。
下はそのようにして部品を実装した二度目の試作基板です。
シルクはありませんがこちらが実質的には「基板表側」になります。

トランジスタ版CPUのPC(プログラムカウンタ)回路はもう何回も試作を繰り返しています。
その度にトランジスタとコンデンサと抵抗を山ほど実装しなければならないのでたまりません。
この写真の基板だけでトランジスタを160個も使っています。
それと同数+アルファのコンデンサと抵抗も実装しています。
我ながらよく飽きもせずにやっとるわい、と思います。
いずれ説明しますがこれでPC回路の全てではありません。
その一部です。
このほかに4ビットのカウンタ本体回路があるのです。
そちらのほうは回路としては出来上がっています。
こちらはカウンタの制御回路部分のみの基板です。
そこがなかなか落ち着かずに苦労しています。

下は実質的な「基板裏側」の写真です。

ご覧の通り追加配線をしていますが、これでも足りません。
配線を変更するだけではなくて、新しく回路を追加しなければならないことがわかりました。
また基板を作り直すとなれば、その基板にまたトランジスタとコンデンサと抵抗を同じように実装しなければなりません。
この基板に追加配線をするのとどちらが楽か迷ったのですが、やっぱりもう一度基板を作り直すことにしました。
やれやれ。
道なお遠し、です。

トランジスタでCPUをつくろう![第367回]
2021.6.26upload

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