トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第431回]
●「TR03」プリント基板の製作
前回は74LS05のトランジスタ版として「TR05」のプリント基板の作図をしました。
今回は74LS03のトランジスタ版として「TR03」のプリント基板を製作します。
74LS03は74LS00(2入力NANDゲート)のオープンコレクタ版です。
TR03はTR00のオープンコレクタ版として製作します。
下はTR03の1回路分の回路図です。
AとBに入力した信号がともにHのときに出力がLになります。
入力がそれ以外のときには出力はハイインピーダンスになります。
このときTR00(74LS00相当)はXからHレベルの出力電流を取り出すことができますがTR03はH出力のためのトランジスタ(2SA1015)がありませんから出力電流を取り出すことができません。
そのままでは出力がLのときとハイインピーダンスであるときの見かけ上の区別ができませんから出力がLのときに点灯する向きにLEDがつけてあります。
それとロジックを合わせるためにA入力およびB入力の側のLEDも入力がLのときに点灯する向きにLEDがつけてあります。
なお出力側につけたLED+抵抗はプルアップ抵抗にはなりません(抵抗の大きさの問題ではありません)。
ですから出力をプルアップしたいときは出力と+5Vとの間に適当な値の抵抗を取り付ける必要があります。
下はTR03基板のアートワーク図です。
1回路にはトランジスタ(2SC1815)が2個あります。
4回路ありますから全部で8トランジスタです。
トランジスタは全て2SC1815です。
2SA1015はありません。
トランジスタでCPUをつくろう![第431回]
2024.3.13upload
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