2015.5.29
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第70回]


●トランジスタロジック回路組立キットHC08

4日ぶりの更新になってしまいました。
ここ数日急ぎのご注文と、新しい基板ができてきたのが重なってしまってHPの更新にまでとても手が回りませんでした。
まだ全部片付いてはいませんのでまだ何日か忙しい日が続きそうです。

ゴールデンウィークを利用して設計しました基板が出来上がってきました。
とりあえず何種類か作ったトランジスタロジック回路基板がこれで全部揃いました。
私の腹積もりとしましては、これで終わりではなくて、これからもう少し複雑な基板もどんどん作っていきたいと思っています。

とりあえず届いた基板を見本として組み立てて、それぞれ動作確認をしました。
やっとそこまでの作業が済んだところです。
これから組立説明書の作成作業にかかります。
それからこの週末の間に各組立キットの価格を決定して、いよいよ来週はじめには売出し開始の予定です。

それまでの間に今回用意しましたトランジスタロジック回路基板の簡単な紹介をさせていただくことにいたします。
トランジスタロジック回路組立キットは今までに(1)2入力NAND回路「HC00」([第54回]参照)および(2)NOT回路[HCU04]([第54回]参照)と(3)2入力NOR回路[HC02]([第64回]参照)を紹介いたしました。
それからトランジスタロジック回路ではありませんが、あると重宝する回路基板として(4)クロック発生回路組立キット([第65回]参照)を紹介いたしました。
今回はそれらに続く組立キットの紹介です。

最初は2入力AND回路[HC08]です。
下はそのプリント基板です。

今まで紹介済みの基板と同じ基板サイズです。
100mm×50mmです。

こちらは完成品見本です。

74HC08と同様に、1枚の基板に4つのAND回路があります。

下は4回路のうちの1回路の回路図です。

AND回路はNAND回路+NOT回路としてつくります。

下は動作テスト中の写真です。

2つの入力を0にしました。
緑LEDが入力で赤LEDが出力です。
入力または出力が0のときに点灯し、1のときに消灯します。
ANDなので入力が1つでも0のときに出力は0になります。


入力2を1にしました。
右側の緑LEDが消灯しています。
出力は0のままです(赤LEDが点灯)。


入力1を1にしました。
左側の緑LEDが消灯しています。
出力は0のままです(赤LEDが点灯)。


2つの入力を1にしました。
緑LEDが2つとも消灯しています。
出力は1ですから赤LEDが消灯しました。

今回できてきた基板は今回紹介しました[HC08]のほかにまだ数点あるのですが、本日は時間がなくなってしまいましたので、ここまでといたします。
次回も基板の紹介を続けます。

トランジスタでCPUをつくろう![第70回]
2015.5.29upload

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