トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第75回]
●トランジスタロジック回路組立キットHC10−A1015
今回でとりあえず現在までに製作したトランジスタロジック回路組立キットの紹介は終わりです。
最後に紹介するのは、BS250の代わりに2SA1015を使った3入力NAND回路[HC10−A1015]です。
下はそのプリント基板です。
今まで紹介済みの基板と同じ基板サイズです。
100mm×50mmです。
こちらは完成品見本です。
74HC10と同様に、1枚の基板に3つの3入力NAND回路があります。
下は3回路のうちの1回路の回路図です。
前回説明しましたHC00−A1015回路と同じで、2SA1015のベースに入れるダイオードは1本でよいと考えてしまったため、今回の基板もそのように作ってしまいました。
そこで前回と同様に、基板の裏にダイオードを追加したのですが、今回は1箇所に2本追加しなければならなかったので、ちょっと手間がかかりました。
下は動作テスト中の写真です。
3つの入力を全部0にしました。
緑LEDが入力で赤LEDが出力です。
入力または出力が0のときに点灯し、1のときに消灯します。
3入力NANDなので3入力がともに1のときに出力は0になります。
それ以外のとき出力は1になります。
緑LEDが3つとも点灯し赤LEDは消灯しています。
入力1を1にしました。
左端の緑LEDが消灯しています。
出力は1ですから赤LEDは消灯しています。
入力を1つずつ1にしても結果は同じですから、途中をちょいと手抜きして省略しました。
最後に入力を3つとも1にしました。
緑LEDが3つとも消灯しています。
出力は0ですから赤LEDは点灯しています。
トランジスタでCPUをつくろう![第75回]
2015.6.3upload
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