標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
やっと(!)MYCPU80の改良型基板製作に着手しました!!
[第854回]
●[11]ANA、XRA、ORA、ANI、XRI、ORI回路
今回は論理演算回路の組立です。
基板左上部の算術論理演算用レジスタ”A””B”とAND、OR、XOR回路が埋まりました。
完成までもうあと一息です。
●CMA命令のテスト
CMAはAレジスタの値を反転する(1のビットを0に、0のビットを1にする)命令です。
CMA回路は[第852回]で組んだのですが、あとになって今回の論理演算回路ができてからでないと働かないことがわかりましたので、CMA命令のテストは今回の回路を実装したあとに行ないました。
下はCMAテストプログラムのリストです。
;;; CMA TEST for MYCPU80B ;18/2/24 ; T500MS=$0030 ; ORG $0000 0000 310000 LXI SP,$0000 0003 3EF0 MVI A,F0 0005 CD3000 LOOP:CALL T500MS 0008 47 MOV B,A 0009 2F CMA 000A 4F MOV C,A 000B C30500 JMP LOOP ; LOOP =0005 T500MS =0030 |
とても簡単なプログラムです。
最初にAレジスタにF0を入れます。
次に500msタイマーサブルーチンをコールしたあとでBレジスタにAレジスタの値を入れ、CレジスタにはAレジスタの値を反転した値を入れます。
これを繰り返すと、0.5秒ごとにBレジスタの値とCレジスタの値が(F0と0Fが)交互に入れ替わって表示されます。
CMAテストプログラムを実行中の写真です。
このあと論理演算(AND、OR、XOR)の命令回路のテストも行ないましたが、本日は時間がなくなってしまいました。
そのテストについては次回に書くことにします。
TTLでCPUをつくろう![第854回]
2018.2.28upload
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