標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
やっと(!)MYCPU80の改良型基板製作に着手しました!!
[第873回]
●新MYCPU80組立キット発売のお知らせ
基板ができてくるまでの間に、ざっとですがコストの計算をしましたので、それをもとに販売価格を決めました。
今までのMYCPU80もそうだったのですが、なにしろプリント基板も超デカくてパーツの数もハンパじゃありません。
揃えて袋に詰めるのも一苦労です。
なんとかそのあたりの手間もみたいところなのですが、まあそのあたりについては目をつぶって、出来る限り安価に提供できるように努力いたしました。
相当安価に設定したつもりです。
MYCPU80B単独では今までのMYCPU80よりも価格を安く押さえました。
逆にTK−80部分を分離独立させて大幅に機能UPしたことで、MYCPU80BとND80Z3/MC80をあわせた価格は今までのMYCPU80よりも価格UPになってしまいました。
しかしそこもなんとかできるだけサービス価格になるように努めました。
[1]MYCPU80B組立キット
MYCPU80Bの完成写真です(画像をクリックすると大きな写真が見られます)
価格 39000円(税込42900円) 超特価です!
組立説明書
操作説明書
8080命令説明書
回路図
組立の参考のための着色したシルク図
が付属します。
上記の説明書等とプログラムを収録したCDROM付きです。
+5V電源付きです。
[注記]旧MYCPU80にはTK80回路、USB回路が含まれていましたが、MYCPU80Bにはそれらの回路は含まれません。
MYCPU80Bのイメージです。
8080互換CPU回路のほかにはRAM62256とプログラム入力用のスイッチと表示用のLED回路があるだけです。
8080マシン語プログラムをトグルスイッチとDIPスイッチを使って入力し実行させることはできますが、数値、文字などを表示させることはできません。
またMYCPU80B単独ではWindowsパソコンとUSB接続することもTK80の動作をさせることもできません。
その点が今までの初代MYCPU80と大きく異なる点ですのでご注意ください。
●TK80の動作やWindowsパソコンとの接続には[2]のND80Z3/MC80ボードが必要です。
●もうひとつの使い方として、マイコン独立化セット、新マイコン独立化セットと組み合わせて独立したマイコンボードとして使うということもできます。
[2]ND80Z3/MC80組立キット
価格 16000円(税込17600円) こちらも超特価です!
●単独の場合にはND80Z3.5と同等(但し82C55を除く)になります。
●MYCPU80Bと接続するとND8080と同等(但し82C55を除く)になります。
●初代MYCPU80とも接続でき、ND8080と同等(但し82C55を除く)になります。
形状はND80Z3.5と異なりますが、機能的にはND80Z3.5から82C55を外した場合と同等の機能です。
82C55については増設用のI/Oボードを接続すればND80Z3.5と同等の機能になります。
上記の機能を実現するためにシステムプログラムとしては27C512にND80Z3.5システムプログラムとND8080システムプログラムの両方を書き込んであって、ジャンパピンの設定でいずれかの機能を選択できるようになっています。
それだけの機能を有していて、なおND80Z3.5組立キットを大幅に下回る価格にするために、コストを押さえた仕様になっています。
ND80Z3.5やND8080の5x5キーは専用のキーパネル付きの本格的な大型キースイッチを採用しています。
それに対してND80Z3/MC80の5x5キーはクリック感のある小型タクトキーを使うことでコストを押さえています。
またCPUはザイログ社製のZ80にこだわらず互換品である場合もあり、またそれらのリユース品である場合もあります。
いずれの場合も出荷時に動作テストを行なって正常動作することを確認したうえで出荷します。
上記の通りMYCPU80またはMYCPU80Bと組み合わせた場合も想定し、説明書としてはND80Z3.5付属説明書とND8080付属説明書の両方を付属させることになりますが、その全てを印刷物として付属させるのは余りに過大な手間とコストの負担になります。
そのためキットに付属する印刷物としては
1)組立説明書
2)基本的な操作説明書
3)Z80命令説明書
のみとして、そのほかの説明書は付属CDROMにPDFとして収録します。
キットには小型スピーカー、USBケーブル、+5Vの電源を含みます。
[注記]
上の写真は62256RAMを2個実装していますが、そのうちの1個はZB3DOS(CP/M互換DOS)用のオプションのRAMです。
ND80Z3/MC80組立キットには62256RAMは1個のみ付属します。
[3]MYCPU80B+ND80Z3/MC80組立キット
価格 39000円+16000円=55000円 →52000円(57200円) こちらも超特価、サービス価格です!
MYCPU80BとND80Z3/MC80をセットにすることで初代MYCPU80の後継バージョンアップ版となります。
初代MYCPU80の8080CPU部分はそのままMYCPU80Bに受け継ぎましたが、初代MYCPU80の左側のTK−80回路部分は大幅に機能アップして独立動作も可能なND80Z3/MC80に発展しました。
機能アップに伴い、MYCPU80B組立キットとND80Z3/MC80組立キットの両方をあわせると初代MYCPU80組立キットよりも大幅に価格アップになってしまいます。
せめて少しでもその差を縮めるべく、MYCPU80BとND80Z3/MC80の両方の組立キットを同時にご購入いただく場合には上記の通りの特価、サービス価格としました。
[4]ND80Z3/MC80増設I/Oボード組立キット
増設用I/Oボードキットです。
基板上に82C55を1個搭載しています。
ジャンパピンでI/Oアドレスを80−83、84−87、88−8B、8C−8F、90−93のいずれかに設定することができます。
ND80Z3/MC80にこのボードを増設することでND80Z3.5と同等の機能とすることができます。
写真はND80Z3.5/MC80に接続したところです。
ND80Z3.5やND8080の増設I/Oボードとすることもできます。
価格 2500円(税込2750円)
送料 500円(税込550円)
[5]ND80Z3/MC80用ZB3DOS(CP/M互換DOS)セット
ND80ZV(ND80Z3.5)用ZB3DOS(CP/M互換DOS)とND8080用N8ZB3DOS(CP/M互換DOS)の両方のソフトが含まれます。
説明書とCDROMおよびND8080に増設するRAM、ICソケットのセットです。
価格 4000円(税込4400円)
価格には送料が含まれます。
[6]MYCPU80B完成品
過去に何台かMYCPU80の完成品の注文をいただきました。
ですのでMYCPU80Bの完成品も承ることにいたしました。
こちらはMYCPU80B単体の完成品です。
ND80Z3/MC80とのセットではありませんのでご注意ください。
価格 49000円(税込53900円) 超特価です!
[7]ND80Z3/MC80完成品
ND80Z3/MC80単体の完成品です。
価格 19000円(税込20900円) 超特価、サービス価格です!
[8]MYCPU80B+ND80Z3/MC80完成品
MYCPU80BとND80Z3/MC80の両方の完成品セットです。
価格 65000円(税込71500円) 超特価です!
●ご注文の方法
まずはご注文の内容を書いたメールをお送りください。
メールのあて先はこちらです thisida@alles.or.jp
折り返しお振込みいただく金額とお振込みの方法をメールにてご返事いたします。
仕事の都合などですぐにご返事できない場合もあります。
大体1日以内にはご返事を差し上げます。
●納期について
現在説明書の作成作業中です。
説明書を作成しながら最終的な動作確認をしていくつもりですので、まだちょっと時間がかかります。
特にMYCPU80Bはパーツの数も多いので取り揃えるのにも日数がかかります。
実際にお届けできるようになるまで、3週間程度かかりそうです。
またプリント基板、主要パーツはわずかしか用意していません。
在庫切れになった場合次の入荷まで日数がかかると思いますので、お早目にご注文ください。
●ホームページトップの初代MYCPU80の案内記事、写真について
MYCPU80B、ND80Z3/MC80の記事、写真と差し換えなければいけないのですが、その時間がありません。
なんとか時間をみつけて差し換えていくつもりです。
TTLでCPUをつくろう![第873回]
2018.3.27upload
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