2018.5.3
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
やっと(!)MYCPU80の改良型基板製作に着手しました!!





[第899回]


●MYCPU80Bの組立てのヒント

MYCPU80B組立キットをご購入いただいたお客様からご質問をいただきました。
「パーツがものすごく沢山あるので、これをどのようにさばいて組み立てていくか、なにかコツのようなものがありますか?」

本当は組立説明書に注記しようと思っていたのですが、時間がなくてそのまま出荷することになってしまいました。
以下私が実際に組み立てるときにやっている方法について簡単に説明しますので、組み立てるときの参考にしてください。

まずパーツを品番ごとに整理します。
ICはレールに揃えて入っていますが、1つのレールに1つの品番のICが入っているわけではありません。
梱包の都合で1本のレールに複数の品番のICが入っているものもあります。
そういうものを何か小さな容器などに品番ごとに分けて入れて、分かり易いように品番を書いたメモを一緒に入れます。
100円ショップでおかずの容器などとして売られているプラスチックの容器が安価で便利です。
抵抗やコンデンサは品番ごとに袋に入れてありますが、これも取り出しやすいように袋の口をあけて、できればICと同様にプラスチックの小容器に移してメモを入れておきます。

そこまで準備をしたら、実際に組立にかかりますが、各組立工程にかかるときに、必要なパーツを説明書のリストにしたがって、上で整理した容器から必要な数だけ出して、たとえば少し大きめの発泡スチロールの板などを用意して、そこに順番に並べます。
このときIC、抵抗、コンデンサなど種類と数が多いものは工程ごとにそこで使う品番と数をまず説明書の余白などにメモしておいて、それにしたがって取り出して、発泡スチロールの板などに並べるようにすると間違いがなくなります。

このように工程ごとに先に必要数を取り出しておくことで、実装忘れや実装の間違いを防ぐことができます。
ICはトータルの個数も書いておくようにします。
ハンダ付けをするときにハンダをつけた数を数えながらハンダ付けをすると付け忘れを防ぐことができます。

抵抗やコンデンサなども同じ要領で工程ごとに作業にかかる前に品番と数量を集計して、それにしたがって必要数を取り出して並べたうえで組付けにかかるようにします。




以上実際に組立作業をするときの参考にしてください。

TTLでCPUをつくろう![第899回]

2018.5.3upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る