KL5C80A12マイコンボードの製作
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KL5C80A12はZ80互換の高速高性能8ビットマイクロコントローラです。
残念なことに数年前に生産中止になってしまいました。
しかし当社ではKL5C80A12を使った組込みマイコンボードはまだ健在です。
そのKL5C80A12を使ったND80Z3.5上位互換マイコンボードの製作記事です。
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[第56回]
●KL5C80A12版システムROMメモリマップ(2)
今回はND80KL/86(KL5C80A12版)の独立化セット用システムROMメモリマップです。
基本的にはND80Z3.5の独立化セット用のシステムROMをベースにして、一部をKL5C80A12用に書き換えたものです。
ZBKシリーズ用のシステムROMも独立化できるとよいのですが、ベースが違うためそのようにするには時間がかかります。
いずれは作りたいと思っていますが、今のところはND80Z3.5からの流れで作成した独立化システムROMのみです。
ROM名はSNKROM1D(27C256)です。
こちらがSNKROM1D(27C256)のメモリマップです。
ND80Z3.5やND8080では、独立化セット用のシステムROMとは別に標準システムROMにSDカードIFプログラムを組み込んだ「独立化セット対応システムROM」も作りました。
ND80KL/86(KL5C80A12版)の場合、前回説明しました標準システムROM N3KROM1H(27C256)そのものに、SDカードIFプログラムを組み込んでありますから、標準システムROMであると同時に「独立化セット対応システムROM」でもあります。
ですからND80KL/86(KL5C80A12版)の場合には、独立化セット用にあとから追加するROMとしては今回のSNKROM1D(27C256)のみということになります。
KL5C80A12マイコンボードの製作[第56回]
2018.12.19upload
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