パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第172回]
●プリンタの設定
UBUNTU11.04でプリンタの設定を行なうには、画面右上の電源マークをクリックして、「システム設定」をクリックします。
「コントロール・センター」が開きます。
「ハードウェア」をクリックします。
右側にハードウェアに関係するアイコンが表示されます。
「印刷」をクリックします。
「印刷」という表示には、ちょっと違和感があります。
ここは「印刷」じゃなくて「プリンタ」だと思いますが…。
でもマウスを置くと「プリンタの設定」と表示されます。
あ。接続されているプリンタの検出が始まりますから、先にプリンタをUSB接続して、プリンタの電源を入れておきましょう。
すでに登録されているプリンタドライバが表示されます。
この画像は説明のために、すでにプリンタドライバを登録してしまったあとで、もう一度作業していますから、画面にはMP600が登録されてしまっています。
これはまだないことにしておいてください。
「追加」をクリックします。
Canon MP600が検出され、ドライバの検索が開始されます。
でもドライバは見つかりません。
「ドライバを選択」画面になります。
「Canon」を選択して「進む」をクリックします。
プリンタのモデルが表示されます。
どういうわけかMP600がありません。
MP610でもいけるのでは、というわけで「MP610」を選択して、「進む」をクリックしました。
プリンタに「らしい名前」をつけます。
「適用」をクリックします。
これでプリンタの設定は完了です。
いかがでしょうか。
簡単でしょう。
Windowsの場合と変わりありませんね。
テストプリントをしてみます。
プリンタの設定のときと同じように「コントロール・センター」の「印刷」をクリックして表示されるプリンタアイコンを右クリックします。
メニューが表示されますから「プロパティ」をクリックします。
プリンタのプロパティが表示されます。
「テストページの印刷」をクリックします。
テストページが印刷されました。
おおっ。
出たっ。
うまくいきました、と思ったのですが…。
色ずれしてしまっています。
だめじゃないの…。
やっぱりMP600用のドライバを捜さなくてはだめなようです。
さて、どうしましょう。
ネットで検索しましたら、有り難い情報に出会いました。
「MP600プリンタには、MP500ドライバが使えますよ」
おお。
さきほどのCanonプリンタドライバの一覧をもう一度見てみましたら、ありますねえ、MP500ドライバが。
それでは、さっそく。
もう一度「プリンタドライバの追加」を行なって、MP500ドライバを選択してみました。
さきほどのプリンタドライバのアイコンが表示されている画面で見えている「MP600」アイコンは、じつはそのようにして登録した「MP500ドライバ」です。
「MP500ドライバ」を使って印刷したテストプリントです。
おお。
今度は大成功です。
Windowsのテストプリントよりもシャレていてきれいじゃないですか。
そして、前回お見せしましたように、このあと何も特別の設定をしないで、MP600のスキャナも使うことができてしまいました。
●UBUNTU日本語フォーラム
MP600プリンタドライバの設定には、UBUNTU日本語フォーラムの「MP600のドライバインストール」を参考にさせていただきました。
koppe様。有益な情報を有難うございました。
感謝です。
UBUNTU日本語フォーラムにはUBUNTUを操作する上で有益なヒントが沢山寄せられています。
パソコンをつくろう![第172回]
2011.8.3upload
前へ
次へ
目次へ戻る
ホームページトップへ戻る