パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
当記事は2010年9月から「TTLでCPUをつくろう!」というタイトルの もとにほとんど毎日連載をしてきたものを再編集したものです。 2011.6.16
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☆プロローグ
中日電工代表者である私(菱田)がWindows7に出会い、ながらく休止していたパソコン組立キットを再び企画するに至ったいきさつを書いています。
なぜメーカー品のパソコンではだめなのか。メーカー品のパソコンのどこが問題なのか。
どうして組立キットなのか。
既存のパソコン組立キットのどこが問題なのか。
そういう辺りがテーマになっています。

[第20回]

●Maxtor MaxBLAST5

今回はハードディスクバックアップソフトのご紹介です。
バックアップソフトに対する私の希望はちょいと欲が深いのです。

私はいまだにWindows98を使っておりますから、やっぱりWindows98で動いてくれるソフトであるか、あるいはDOSもしくはOSとは無関係に動いてくれるソフトであって欲しいと思います。
いまどきはこの条件でかなり選択肢がせばまってしまいますでしょう。

それからできれば圧縮して保存するのではなくて、1:1の完全なクローンコピーができるものであってほしいと思います。

それから、それから、これは圧縮してでもよいのですが、最近は1TB(テラバイト)とか2TBという大容量のハードディスクが、それも信じられないような低価格で売られておりますので、そういうものを使って、手持ちの何台かあるパソコンのバックアップコピーを全部その1台の大容量ハードディスクに保存しておけるようなソフトであってほしいと思います。

あ。1TB(テラバイト)といいますのは、1000GB(ギガバイト)のことです。えっと、MB(メガバイト)に換算しますと、なんと1000000MBというとてつもない容量です。
先日、私は某有名メーカーの1TBハードディスクをなんと税込み5000円弱で買ってしまったのです。
ええ、もちろん新品です。
バルクですけれど、ちゃんとメーカー保証付きです。
それにしても、これは余りに安かった。

えっと、それで、バックアップソフトの話に戻りますが、そういうあれこれができて、さらにできれば、フリーソフト、つまりタダ、であってほしい、というまあ実にムシのよい希望なのですねえ。
もちろんフリーソフトであっても、ものがものだけに、信頼性は抜群でなければなりませぬ。

そんな都合のよいものがあろうはずがない、とさすがに自分でもそのように思ったのでありますが、いやあ、何でも捜してみるものですねえ。
ええ。
ちょうど希望通り、というソフトがみつかりました。
それが、見出しにありますMaxtor MaxBLAST5です。

MaxBLAST5の起動直後の画面です。


右上に見えますように、かのAcronisの製品のようでありますね。
なんでも中身は、AcronisのTrue Imageそのものなのだそうです。
しかし、それがまた、なぜにフリーで?
ということなのですが、その訳はこの製品に冠しておりますMaxtorの名にあります。

ご存知の方も多いかと思いますがMaxtorは有名なハードディスクメーカーです。
おそらくはユーザーサービスということで、Acronisから買った(買っている)のではないかと思われます。

ところが、ところがこのMaxBlast5なのでありますが、実はSeagateのサイトからDownloadできるのです。
Seagateも有名なハードディスクのメーカーです。
ここしばらくはMaxtorのハードディスクを目にしないようですが、何年か前までは、MaxtorかSeagateかというくらい、市場を二分しているかの感がありました。
そのMaxtorを冠するバックアップツールがなぜにSeagateのサイトからダウンロードできるのでありましょうや?
調べてみましたら、どうやらMaxtorはSeagateに買収されてしまったようでありますね。
こちら(Seagateのサイト)をご覧ください。

そんなわけでありまして、Maxtor MaxBLAST5はこちらのSeagateのサイトからダウンロードできます。
どういうわけかWindows98では途中で文字化けした画面が表示されてしまって、ダウンロードできませんでした。
Windows2000とWindowsXPとWindows7では問題なくダウンロードできました。

上にもありますように、Acronisの有名ソフトの相当品と思われるものが、なんと太っ腹なことに、タダでダウンロードできてしまいます(当然のことながら製品版に比べて若干機能に制約があるようではありますが)。
しかも有名ハードディスクメーカーでありますMaxtorを冠したソフトがこれまた有名メーカーでありますSeagateのサイトからダウンロードできるということは、いうなればMaxtorとSeagateの折り紙付きとも言えるわけでありますから、そりゃあもう安心して使えるというものでありましょう。
あ。
もっともタダはタダなのでありますが、ただちょっとだけ、条件がついております。
CPUをつくろう!第661回(2010.11.14upload)を再編集

パソコンをつくろう![第20回]
2011.6.16upload
2011.6.18再編集

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