パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第253回]
●Thunderbird(1)
リナックスパソコン組立キットの説明書の作成作業もやっと終わりに近付いてきましたが、今まで手付かずで残っていた作業があります。
それが今回から説明をいたしますメールクライアントソフトThunderbirdです。
ThunderbirdはUbuntu11.10ではスタンダードのメールクライアントソフトになりました。
Ubuntu11.04ではEvolutionというのがスタンダードのメールクライアントでした。
しかし私としては、[第187回]に書きましたように、やっぱりThunderbirdが使い易いと思います。
ですからUbuntu11.10でThunderbirdが標準のメールクライアントになったのを知ったときは、思わず「おお!」と声をあげてしまいました。
ThunderbirdはWindows7パソコン組立キットでもお使いいただくことを推薦しておりますし、過去記事でも[第85回]〜[第92回]で詳しく説明をしています。
もちろんUbuntu11.10を最初にインストールした時点で、さっそくThunderbirdの設定をして、送受信のテストも行ないましたから、Windows7上で使うThunderbirdと同じように使えることはすでに確認済みです。
まあ、しかし、いくら同じThunderbirdだからといって、Windows7用に書いた説明をそのままコピーしてUbuntu用です、というわけにはいきませんでしょう。
やっぱり設定の最初からUbuntu用として説明すべきでありましょう。
設定そのものは簡単なのです。
私自身は慣れておりますので、ちょいちょいという感じで、送受信できるようにしてしまったのですけれど、その先、アドレス帳のインポートとか、いままで他のパソコン(たとえばWindowsXP)で使っていたOutlook ExpressのメールBOXをインポートするとかという作業までするとなると、さすがにちょいちょいでは済まないだろうなあ、ということはわかっております。
作業そのものもですけれど、それを説明書にまとめるということになりますと、操作のひとつひとつを画面コピーして、整理しなければなりません。
なかなかに手間がかかります。
つい後回しにしておりました。
やっと前回でシステムのバックアップと復元についての説明が終わりましたので(でもそれについての説明書そのものはまだできておりません。これから作成しなければなりません)、えいやっと気合を入れてThunderbirdに取りかかることにいたしました。
最初は順調に進んでいたのですけれど。
やっぱりカベがありました。
ちょっと見にはWindowsのThunderbirdもUbuntuのThunderbirdも同じように見えるのですけれど、肝心のところが違っておりました。
おかげで解決策にたどりつくまでに、たっぷり1日ほどもかかってしまいました。
本日は時間がなくなってしまいました。
Thunderbirdの具体的な説明は次回からすることにいたします。
パソコンをつくろう![第253回]
2011.11.18upload
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