2020.2.14
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第281回]



●Windows98SEを仮想化してみる

Windows98SEが突然ダウンしてしまったのに続いてそのハードディスクがまさかのアクセス不能ということで、一時は万事休すとまで思ったのですが、幸い無事に復活できてやれやれと胸をなでおろしました。
最悪の事態は回避できたわけですが、それで全てが解決したわけではありません。
ダウンしてしまったWindows98SEマシンをなんとかしなければなりません。

もういい加減にWindows10に移行したら?
とんでもありませぬ。
それは絶対にいやであります。
Windows10では仕事になりません。

じゃあせめてWindows7なら?
Windows7は使っていますけれど、そこそこ使えますけれど、Windows7ではWindows98SEの代わりは務まりませぬ。
世の中おかしいですよ。
皆様そうお思いになりませんか?

ま。
ここでそんなことをぼやいてみたって始まりません。
しかし。
いまさらWindows98SEマシンなど入手不能でありましょう。
ネットで検索しますと、もう本当に少ないですけれど中古のWindows98SEマシンを扱っているところもあるようです。
しかし高い。
まあ、希少価値といえばそれまでなのですけれど。
いくらなんでもちょっと買う気にはなれませんです。

おお。
昨今はやりのバーチャルマシンはどうだろうか?
昨今はOSに限らずなんでもかでもバーチャルです。
そんなに便利なものなのか。
ものは試しですからとにかくやってみることにいたしました。
これでクリアできれば中古Windows98SEマシンを求めてネットをさすらう必要もなくなります。

ということでさっそくネットで確認してみました。
フリーで使える有名どころの仮想化ソフトウェアにはVirturlBoxとVMwareがあります。
ただしVMwareはフリーでは商用不可ということのようです。
この条件はかなり厳しくて、どうやらバーチャルマシン上で作業したものを商用として使用してはならないという解釈になりそうです。
私の場合、それじゃ使えないじゃありませんか。
VirtualBoxはどうか?
こちらは特に商用不可ということではないようですが、全く自由に使ってよいのかどうかは今ひとつはっきりしないところがあります。
ま、ま、いずれにしましてもとりあえずは試用ですからして。
いずれ本格的に使うことになったときにあらためてライセンスについてしっかり確認してみることにします。

●VirtualBox

バーチャルソフトはWindows10で試してみることにしました。
インストールによって不測の事態が起きないとも限りません。
普段業務で使っているパソコンにいきなりインストールはできません。
ND80Z3.5などのソフトがWindows10でも正常に動作するかどうかを確認するために、数年前に中古のWindows10マシンを1台購入しました。
普段は全く使っていません。
ほこりをかぶっています。
Windows7もとうとうサポートが終ってしまいましたし、これからはぼちぼちWindows10をお使いのお客様も増えてくるかと思います。
この機会にWindows10も戦列に参加させてもよいだろうという考えでもありました。
それでほこりをかぶって机の脇に押し込んでいたWindows10マシンを引っ張り出しました。
ND80Z3.5などの接続テストが出来ればよいというぐらいの目的で購入した中古マシンですから取り立てて速いマシンではありません。
というかはっきりいってWindows7に輪をかけて起動がメチャメチャ遅いです。

ま。
それでもテストですから。
今回使う予定のWindows10は32ビット版です。
VirturlBoxの32ビット対応版の最新バージョンは5.2.36です。
VirturlBoxをインストールしたWindows10デスクトップ画面です。

VirtualBoxのアイコンだけではなくてVmwareのアイコンもあります。
Vmwareについては後ほど説明します。

さっそくVirtualBoxを起動してWindows98SEのインストールを試みたのですが。


インストールの途中でこけてしまいます。

何回か繰り返し試したのですが駄目でした。
Windows98SEは正規品です。
Windows98SEの問題とは考えられません。
何が原因なのか、またこの問題の解決策があるのかないのか、現時点では不明です。
目下の急務はWindows98SEをなんとか再び使えるようにすることです。
あ。
実はほかにも現役で稼働中のWindows98SEマシンがまだ2台あります。
しかしそれぞれ主として特定の目的に使用しているため、壊れてしまったWindows98SEの代役には使えません。
そう。
目下の急務なのです。
ということで、VirtualBoxについては一旦ここで置くことにして、VMwareのほうを試してみることにしました。

本日は時間がありません。
この続きは次回に書くことにいたします。

パソコンをつくろう![第281回]
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