パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第284回]
●原因はSCSIボードの破損(?)
何年ぶりかで休眠から目覚めたと思ったらわずか半日で昇天してしまわれた薄幸のWindows98SEマシン。
丁重に弔って…。
なんて悠長に構えている状況ではありません。
なんとかして壊れてしまったWindows98SEマシンを補充しないといけません。
ま、しかし。
突然死、不審死でありますから、一応はその原因を追求すべきでありましょう。
こういう場合に全損というケースは余りありません。
CPUなのかメモリなのか、あるいはマザーボードか(こいつが一番痛い)。
全く電源が入らない(しかし電源そのものは正常)という場合には、まずは破損箇所を特定するためにとりあえずはマザーボードに接続しているFDドライブ、CDROMドライブ、HDDなどを外してしまいます。
接続ケーブルごと外してしまいました。
それでも全く応答はありません。
いや。
いま思い出してみますと全く応答がなかったわけではありませんでした。
小さなビープ音が、正確にはピー音がしておりました。
あらためてマザーボードをよく見てみましたら、PCIバスコネクタにSCSIボードがついていました。
目下のところこんなものは不要であります。
そこでそのSCSIボードも外してしまって、電源を入れたところ、なんとあっさり起動してしまいました。
原因はこいつだったのか。
あの。
ずっと長い間通電しないままになっていた電子回路にいきなり通電すると、なんでしょうかショックが強すぎるのでしょうか、突然ポックリいってしまうことがあるのでは、と思います。
そうか、そうか。
その程度なら、かすり傷じゃ。
ところが世の中そんなに甘くはないのですよね。
かすり傷などではありませんでした。
マザーボードに再びCDROMドライブとFDDを接続してパワーONしましたが。
あれ?
やっぱり起動しない?
依然として不明なピー音がしています。
えっ?
まさかCDROMドライブまたはHDDも破損か?
あわててCDROMドライブとHDDを外しましたが、それでも起動してくれません。
ピー音が鳴っています。
あれこれ試しているうちに、ピー音が鳴らずに起動するときが出てきました。
それでわかったことは。
なんとIDEコネクタにケーブルを挿しただけで全く起動しなくなります。
ピー音がします。
ケーブルをつけない状態なら起動します。
もちろんHDDがありませんからメッセージが表示されてそこで止まってしまいますけれど。
どうやらSCSIボードが破損(?)したあおりでチップセットなのかなんなのか、IDEバスコントローラが損傷してしまったようです。
なんとか起動することからするとCPUとメモリは無事のようです。
さて。
どうするか?
ここでひとつの対策案が浮かんだのですが、そしてそれも試したのですが、結果は思わしくないものでした。
そのことについても書いておくつもりで、そのための準備にとりかかったのですが。
なんだか昨年暮れあたりから私の身の周りにはあやしげな、いうなれば超常現象とでもいうべき雲が渦を巻いているようなのですね。
やっぱりお迎えが近いのかなあ。
本日はまたしても突然に異常な現象が発生してしまったため、書くつもりの内容を変更しなければならなくなってしまいました。
ですのでこの続きはあらためて整理し直したうえで次回に書くことにいたします。
おやじ。
まだ迎えに来るのは早いってば。
ナマンダブナマンダブナマンダブ…。
パソコンをつくろう![第284回]
2020.2.17upload
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