2025.11.10
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第357回]



●クローンディスク作成(8)MiniTool Partition Wizard(7)

前回の説明のところで使うつもりで用意しておいた写真を掲載することをうっかりして忘れてしまいました。
せっかく撮った写真ですから1回遅れですが見ていただきます。



左側の黒いのは前回Partition Wizardを実行したときにCドライブとして接続していた以前に作成したクローンディスク(SSD)です。
それを外して代わりに新しく作成したクローンディスク(2.5インチHDD)を接続しました(写真中央)。
動作確認のために仮接続しただけですから写真のようにケーブルに接続しているだけで固定はしていません。
念のため下に絶縁物(紙)を敷いています。
2.5インチのハードディスクは普通はノートパソコンに使います。
デスクトップパソコンは3.5インチを使うのが一般的ですが機能は同じなのでこのようにデスクトップパソコンに2.5インチのハードディスクを接続しても全く問題はありません。
しっかり固定するためには2.5インチのディスクを3.5インチベイにセットするためのマウンターを使ったりしますがそこまでしなくても粘着テープなどで筐体に固定すれば良いと思います。
私はそれも面倒なのでケーブルに接続して適当な絶縁物の上に乗せて使っています。
まあ、あれです。
医者の不養生のようなものです(お医者様ごめんなさい)。

テストが終ったので取り外したクローンディスク(HDD)です。



せっかく作りましたからとりあえず保存しておきます。

下は裏側の写真です。
回路基板がむき出しになっていますから通電中は金属などに触れないように注意する必要があります。



さてそれで。
前回は、そこで説明したクローンディスクの作成方法は危険です、と書きました。
もっともこれはあくまで個人の見解です。
私はこう思います、ということです。
そのつもりでお読みください。
前回の説明でPartition Wizardが始まるとすぐに黒い画面になりました。
前回書きましたようにこういう方法はずっとやっていなかったのですっかり忘れていたのですがこれを見て「あ、やっぱりね」と思いました。
Windowsはウラでいろいろな処理(タスク)が動いています。
そのなかにはハードディスク(システムディスク)にアクセスする処理もあるかもしれません。
その状態でシステムディスクのコピーを取るというのは相当に危険なことだと私は思います。
そこはコピーソフトの開発者も十分わかっているはずなのでそれなりの手立ては講じているとは思いますが。
ひょっとして漏れとか落ちがあったりして(おおこわい)。
Partition Wizardが黒い画面に移行してシステムディスクのコピー作業を行なったのは理にかなっています。
黒い画面ではWindowsのシステムソフトは動いていません。
Windows以前のシングルタスクの世界です。
その環境ではシステムディスクにアクセスしているのはコピープログラムだけです。
それなら正しくコピー作業が行なえます。
とはいえその前後はWindowsが動いているわけですから感覚としてはやっぱり恐いなという感じがします。
ネットの記事などを見ていますと全くWindowsの環境下でしかも他のプログラムを実行しながらでもクローンディスクの作成が行なえるなんてソフトの紹介を行なっているサイトもあります。
おいおい、って言いたくなります。
こわいです。

じゃあどうするの、ということなのですが。
正直なところを言いますと、ちょいとむつかしいです。
そのあたりを書くために今準備作業をしています。
その検証のためにもう少し時間が必要です。

ということで本日はここまでです。
次回に続きます。

パソコンをつくろう![第357回]
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